しかも、どっちも薄めです。
うーん、時間の使い方がなってないと反省!
2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:675ページ
ナイス数:47ナイス

辞書の編纂に自らの魂を注ぎ込むような人たちが集い、長い年月を費やし「大渡海」を編んでいく物語。読み進めていくほどに傍らにある辞書に重みを感じていった。まじめさんの不器用さが良い「塩梅」なところが、この本の読者が感動を生みやすい環境を作っているのだろう。
読了日:5月30日 著者:三浦しをん

由紀と敦子、高校生二人の視点で書かれた物語。心が離れかけていた二人だが、「人の死を見たい」という衝動を別々に抱いたことにより、結果として関係が修復されていく。登場人物たちが複雑に絡み合っている様子に「ご都合主義!」とも思ったが、解説によるとそこがフィクションの魅力らしいし、実際面白かった。二人に共感できなかったのは、歳のせいだろう、多分。
読了日:5月13日 著者:湊かなえ
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