読書の秋・・・だったはずですが、今月は3冊止まりでした。
ALL東野圭吾。
11月も忙しそうなので、読書数は伸びないだろうな~。
2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1043ページ
ナイス数:31ナイス
ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)
の感想
誘拐をゲームとして構築する佐久間。そして、そのゲーム相手は葛城。その二人の表と裏での戦いが面白い。東野ファンとしては、途中にちりばめられたヒントを拾うことによって、終盤のストーリーはだいたい読めてしまうが、それでも100%は読み切れず、最後まで楽しむことができた。
読了日:10月27日 著者:東野 圭吾
聖女の救済 (文春文庫)
の感想
トリックは良くも悪くも、「かなり」難解。犯人も序盤で分かってしまい、普通は読む気を無くしそうだが、不思議とそんなことは無かった。むしろ、ここまでのガリレオシリーズの中で一番面白かった。それは、草薙刑事の心情、内海刑事の優れた観察力からの推理、ガリレオ先生のトリック解明がバランス良くかみ合っているからだろう。
読了日:10月8日 著者:東野 圭吾
嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)
の感想
加賀シリーズ、5つの短編集。加賀が5つの事件を論理的に解決へ導いていく。短編だけに加賀の推理力が際立っており、そこが加賀の凄さを強調する一方、なんとなく「あっさり感」も感じた。『友の助言』は、刑事としてだけでなく、加賀の人間らしさも出ていて、一番好みの作品だった。逆に『冷たい灼熱』には、何か救われないものを感じた。
読了日:10月6日 著者:東野 圭吾
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