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Step By Step

2014年社会保険労務士試験に合格しました。

もうすぐ直前期ですね。

私は昨年、2回目の受験で合格し、転職して
社労士としての仕事をすることになりました。

ふと振り返ると、転職も、資格の取得も
30歳の頃に漠然とこんな風になりたいと考えていた方向に
進んでいっています。
就労意欲の低かった20代の自分からすると驚くばかり。
皮肉にもその頃に比べて収入はかなり下がっているけど。


何事も視線は大事だなと思うこの頃。
社労士受験も「合格」から視線を外さないこと。
見ている方向に、体は動き、進んでいくものです。


このブログを始めたのは、自分が通信で受験勉強をするにあたって、
先輩受験生のブログがとても役に立ったので、
自分も何か少しでも役に立つ情報を提供できればと
思ったのがきっかけでした。

一昨年の直前期に書いていたアメンバー限定記事を公開します。
ほとんど答練や模試の成績なので、役に立つ情報ではないけど、
直前期にこれくらいの成績を取っておけば、
1年目でも本試験で8割近い点数が取れるという
参考にはなるでしょうか??


2年目の昨年は基本講義は受講せず、直前期に入ってから、
TACの答練講座を資料通信で受講しました。
答練や模試の成績は1年目とそれほど変わらなかったです。
点数を伸ばすよりも、1年目同様、基礎問題は脊髄反射で解けること、
そして、1年目の経験から足切りにならないようにすることに
重点を置いていました。

今年も去年みたいに奇問がなく、実力がある人は
確実に合格できるような問題が出ればいいなと思います。
先日、TACの解答解説会で気付いた選択式の労災を解くときに
足りなかったもの。


国語力より冷静さと素直さ。

試験前の講義で講師が見たことがない問題が出ても
パニックにならないようにと言っていました。


これは試験前に自分に言い聞かせていたので
労災の問題を見たときに「落ち着いていこ~」と思いました。


でも解いているうちに、これで足きりになりたくない!
という思いが強くなっていって、結局冷静さを欠いてしまったのは
事実。


3点分の答えは問題文の中にありました。


ファーストチョイスで正しい答えを選んだのに
考えすぎて、焦って、最終的に違うものを選んでしまった。


来年、知識で解けない問題が出たら、時間はたっぷりあるのだから
深呼吸をして、頭をクリアにして向き合うのだ。
答えは問題文にあるのだから。


そういえば、Aの常用労働者をTACは問題文から推定、
iDEは知識で解答と言っていたけど、どうなんでしょうね。

長かったようであっという間の11ヶ月の終わりは呆気ないものでした。

選択式の終了間際にこの1年の勉強の日々が走馬灯のようにめぐり、

試験終了直後はこれで不合格でも仕方がないと思いました。
でも、当日TACの速報で自己採点をしたら悔しさの余り、

翌日の夜まで放心状態。
ようやく現実に戻ってきました。(笑)


本試験の自己採点の結果は、択一式54点、選択式30点(労災1点)です。


択一式は全科目7点以上という理想的な得点でした。
初学者は本試験で一番いい点が出るというセオリー通りで、

中間模試、最終模試、本試験と少しずつ点数がアップしました。
択一式の勉強方法は間違っていなかったと思います。


選択式は労災1点の他、3点の科目が2つありますので、

なかなか厳しかったです。
冷静ではなかったので、マークミスをしている可能性もあります。
救済に関しては色々な意見がありますが、

私は労災の1点救済はないと考えています。
救済の過去の傾向など詳しいことは知りません。
ただ何かの数値を問うような問題ならいざ知らず、

知識と推定で最低でも2点は拾えた問題だと今は思えるからです。


というわけで、今年は不合格だと受け止めています。


初学、通信、正社員、既婚者という条件を考えると

不合格でもよく頑張ったと言える点数かもしれません。
でも「合格しなければただの人」でしかないのです。


選択式の運がなかったとも思いません。

弱い国語力を補う推定問題の練習不足。
これが今の自分の実力です。


もちろん感情的な部分では、「択一の労災は9点やったから、

この選択は1点でも通して~や~!!」という思いもあります。(笑)


とりあえず、今年の労災のような問題にどう備えればよいのか、

来年に向けていつから勉強を始めればよいのかを知るために、

週末にTACのイベントに行ってきます。