第1回神戸マラソン。今回のフルは、ある企画のもとに一緒に走らせていただきました。
TOKYOFMのJOGLIS RUNGIRLS SUNDAY のパーソナリティ浅利そのみちゃんが、素敵な企画を考えたんです
その名も・・・
1000スマイルプロジェクト





1000人の笑顔を撮影しながら、フルマラソンを走ります。
カメラをもって走る大変さは、一応経験済みですが、めちゃくちゃキツイです。
(夏に、富里で友人のウエディングランをやったけど、あのときわたしカメラもって走ったんだ!)
しかも、当日朝、わたしたちは、神戸のスタジオから生放送もします。朝6時からの放送のため、当日3時おき。
このプロジェクトのスタートが、神戸マラソン。
いったいどうなるのか? 1000ってすごい数だけど、本当にとれるのか?
あさりちゃんはいろいろと心配だったと思います。
わたしは、10月入ってから、ちゃんと走り始めて、でも途中チョウケイ痛めたりもしました・・・。
しかも、直前木曜の朝から、喉が痛みはじめ、急いで医者にいったら、案の定「風邪」とのこと。
でも、うがい薬と風邪薬と、なるべくカラダを休めるようにしたら、当日の朝、おきて・・・
「あれ、カラダが軽い。風邪なおったみたい」と、回復したようなんです。
しかも、空も回復。ずっと雨予報だったのに、当日の朝、はれました。
今回は、わたしと浅利ちゃん以外に、ほかに男性スタッフ二人も一緒にはしりました。そしてもう一人10kに参加。
大勢で参加しました。
フルマラソンチームは、この企画のため、今回みんなで走ることにしました!
1km7分でいこうといっていたのですが、最初の5kmですでに38分台。
ゆっくりランになりました。
走りながら、わたしは、なんだかどんどんテンションがあがっていきました

久々のフルマラソン。
しかも、お天気もはれた。

風邪もひいてたし、走れないかもとおもったこともあって、走れることが純粋にうれしかった。
この2年半はチョウケイに悩まされ、走れるようになると痛めるのくりかえしで、フルマラソンはエントリーしてもまったく出場できませんでした。
なので、本当に、本当に、走ってることが不思議なくらいで嬉しかったです。
あさりちゃんは、笑顔を撮影するので、わたしたちもみんな笑顔ではしらなきゃって思ったら、本当に楽しくなってきました。
沿道の応援はどうかなーとおもったけど、たくさんの人。
こんなにたくさんの人に応援されて走るなんて・・・とおもったら、もうすでに感謝で、胸がいっぱいで、泣きそうになってきました。
しかもコースも最高。 海沿いがきもちよく、浅利ちゃんたちと興奮しながら「きれいだー」とさけびながらはしってました。
多少アップダウンもあったし、風がつよいときもあった、給水で水が足りなくなってたり、コップがないところもあった。
けど、沿道の一般の人たちが、自分の家からミネラルウォーターもってきて配ってたり、
いっしょうけんめい声かけてくれたり、
42.195kmに神戸の人たちのやさしさや、あたたかい気持ちがたくさんこもってて、
ちょっとしたことなんて、気にならなかった。
きっと、応援は大阪マラソンのほうがもりあがったんだと思う。(行ってないのでわかりませんが・・・)
神戸の気質というのでしょうか。ちょっとシャイなところがある。
でも、一生懸命手をふってくれていて、手をふりかえすと、急にスイッチが入ったようになって
「がんばってー」といってくれる。
また「がんばってー」だったら、「ありがとー」でこたえて、よくある応援ですが、
おばあちゃんだったかな?走ってるわたしたちに、
「ありがとう」といってくれたんです。
なんだか、こっちがありがとうなのになーと思ったら、
わたしも、あさりちゃんも、ぐっときてしまいました。
そういう、心にしみる応援もおおかったです。やさしーの。なんか。
1000スマイルプロジェクト、だったけど、わたしは今回1000以上のスマイル

そして何百回「ありがとう」とこたえて、何百人とハイタッチしたか・・・。
本当に、たのしかったです。
途中、10kmあたりで、一人がペースダウンし、
その後30kmまで3人で走り、30kmで一人がまたペースダウン。
で、最後は浅利ちゃんとわたし二人で走りました。
今回、練習では最長で25kmまでしか走ってなかったのだけれど、沿道の応援にこたえたいという思いではしってたら、たのしくで、なんか脳内麻薬でもでちゃったのかもしれない。
30kmすぎても足がいたくならなかった。
しかも、途中、いくつかプレートをもって応援してくれている人がいるんだけど、一番多かったメッセージが・・・
「足が痛いのは、気のせいです」 というもの。
そうだそうだ、きのせいだー と浅利ちゃんといいながら、酒でものんでる?くらいに陽気で
おしゃべりになりながら、走ってました。
35km地点に、バイパスに入るのですが、そこには長くて急な上り坂。しかも2回

これは前もって下見してたからわかってたけど、そしてコレにおびえてたけど、
とりあえずとまらずにすいすいと
走れました。
しかも、バイパスには、ボランティアスタッフが、ところどころにいて、ずっと応援してくれてるんです。
若くてかわいい女の子ばかり。
これは「元気が出る」作戦かな?? と、あさりちゃんとはなしてた。
バイパスをわたりきると、ゴールまであと3kmくらい。
だんだんと足は痛くなりはじめます。
でもね、足が痛くなってから走るという練習を今回したのが、よかったのかも。
足が重くても走れるって思って、ずっとあさりちゃんとはしりました。
ゴール地点、ポートアイランドの景色も最高です。
海と、空の青にかこまれながら、きもちよく最後をはしってました・・・。
が、41km地点で、足がいうことをきかなくなりました。
足をあげるという指令を脳からだしてるはずなのに、足がふらふらしはじめて・・・一瞬どきってしました。
けいれんするかなーとおもったけど、なんとか無事でした。
でも、その最後の最後で浅利ちゃんについていけなくなって、先にいってもらうことに。
最後1kmは一人で走りました。
もうゴールできることはわかってたので、「こんなに楽しいレースに参加できた」ことに、ひたすら感謝しました
一緒に走ってくれたあさりちゃん、ほかのスタッフ。東京でまってる番組スタッフ。
そして、かぜをひいてるわたしを心配してくれた私の会社のスタッフ。
またわたしのラン人生でであえた人たち。
STEPの取材でおせわになったみなさん、ランガールのメンバー
走る直前にメッセージをくれた友人たち、家族
きっと、いろんな人たちのおかげで、わたしは今はしれてるんだなーとおもいました。
そして遠くにゴールゲートがみえたとたん、涙がでそうになりましたが、
その付近にたくさんの沿道の応援があり、またハイタッチして手をふってたら元気になり、
笑顔でゴールできました。
5時間39分36秒でした。 おそっ。
わたしより1分さきにゴールした浅利ちゃんが待っててくれて、わたしの笑顔のゴールをとってくれました。
そして、笑顔でゴールした、30秒後には、もううるうると泣いてました・・・。
だって、浅利ちゃんもないてるし。
ほっとしたのか、うれしかったのか、なんだかもうわからないけど、涙がでてきちゃいました。
今回の企画をサポートしてくれたエージェントの西村さんと、
今回のフルを3時間15分台で走った、モデルの西谷綾子ちゃんもゴールにいてくれて、
またふたりの顔をみながら、ないてしまいました。
荷物をうけとりにいき、まってたら、
ほかのスタッフもみな無事完走し、合流できました。
右のでかい人が、10kmで、あとみんなでフルでました。
本当に、みんなよくはしったと思います。
神戸マラソン、足が痛いからゴールしたいけど、ずっとずっと走っていたいというくらい素敵なコースでした。
なんどもいうけれど、
沿道のおばあちゃん、おじさん、こどもたち、おくさん、夫婦、若者、いろんな人がまるで家族のような優しい雰囲気で応援してくれて、すごく元気をもらいました。
マラソンの魅力を再認識できました。 そして思いました。
マラソンを走ると、ふるさとがひとつふえるようです。
すごく長くなっちゃった。
1000スマイルプロジェクトは、どこかで写真展などをやる予定ですが、きまったらまたおしらせしますので、浅利ちゃんだからこそとれた素敵な写真をぜひみにきてください。
これからは3月の名古屋にむけて、がんばります。
今チョウケイがいたいので、これをすぐなおし、今回調整ってことでは多くのことをまなんだので、それをいかし、名古屋はちょっとだけタイムを意識して走ります。