こんにちは。青木博美です。
今年の1月から新しい仕事を始めて約半年が過ぎました。
同僚には車椅子ユーザーも何人かいて、
オフィス内は車椅子二台が楽にすれ違える廊下や、
車椅子に座ったまま操作ができるコピー機、コーヒーマシーンなどの環境が整っています。
私も最初こそ彼らと話す時は「目線を合わせるべき?」なんてちょっと緊張もしましたが、
今では車椅子だからって意識をすることはすっかりなくなりました。
娘の学校の交流学習でも思いましたが、一緒にいることで障害への垣根はなくなっていくし、環境を整備すれば克服できることが沢山あります。
そんな中で目にしたバニラ・エア社の車いす男性への搭乗拒否問題。
NHK NEWS WEB
確かに車いすの男性が事前に航空会社に連絡しなかったことはルール違反かもしれないし、確信犯的に問題を起こしたという批判も出ています。
ただ今の日本では、こんな問題提起をしないといけないバリアフリー事情であるのも事実だと思うのです。
2020年東京パラリンピックには世界中から障害者がやってきます。
そのためにも「人の意識」と「環境」の両面でのバリアフリーが必要だし、
パラリンピックを控えた今だからこそ、
多様性を認め合う社会に変わるチャンスではないかと思っています。