9月は防災月間ですね。
日本の災害ニュースを見るたびに、『なぜ、ずっと体育館で雑魚寝なんだろう…』と、胸が痛くなります。
熊本での地震や千葉の豪雨をはじめ、今夏、各地で発生した自然災害により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
先日、順天堂大学COI-NEXTと元町ウェルネスパークの共同企画で開催された、
イタリア式「TKB避難所」の展示イベントに行ってきました。
「TKB」とは、避難生活で特に重要とされる、
T=トイレ
K=キッチン(温かい食事)
B=ベッド
の頭文字です。
今回の展示では、家族単位で入れるテント、トイレ、段ボールベッドを実際に見ることができ、
災害時に『こんなテントが当たり前になったら』と強く感じました。
少し気になって、イタリアの防災対策を調べてみました。
イタリアでは、大規模災害の際、国の機関が司令塔となり、
48時間以内に「すぐ生活できる避難所」を立ち上げる運用が取られています。
被災した自治体は自治体職員も被災者ですよね。
ですので、彼らは避難所運営には関わらず、専門職種のボランティアが駆けつけるそうです。
もちろん、イタリアと日本では行政の仕組みが違うので、そのまま取り入れらたら良いという単純なことではないと思います。
ただ、『災害が起きたら、まず体育館に集まって、そこで何とか我慢する』
これが共通認識になっている日本。
せめて、体育館での避難所に間仕切り(パーテーション)だけでも標準装備になってほしいと思います。
間仕切りのあることで、プライバシーの保護、精神的なストレスの軽減、感染症の対策にもなります。
もし、特性のある娘が体育館でザコ寝になったら、耐えられるのか…、
他人に迷惑をかけずにいられるのか…、
福祉避難所はありますが、そこにだって優先順位があるはずです。
考えるだけで恐ろしく、不安になります。
災害関連死や2次被害も大きな課題ですよね。
大切な命が助かったその後に、誰もが安心して過ごせるように。
災害が多い国だからこそ、日本も変わっていってほしいです。
……なんて、親があれこれ心配している横で、見学中、ずっとニコニコの娘!
なるようにしかならないという気持ちもありますが、普段から防災意識だけは持っていたいと思います。
できることから少しずつ。
まずは防災月間の今月、備蓄チェックをしていきましょうね。




