日曜日に小林愛実さんのリサイタルへ行ってきました
ちょうどお昼時に京都からJRに乗るので
ちょっと早めに家を出て東洋亭のハンバーグランチ
関西の方には有名なお店ではないでしょうか
アルミホイルをナイフとフォークで切って食べます
で、電車に乗り北上
無事にいい感じの時間に着きました
プログラム
前半がシューベルト、後半がショパン
即興曲集 Op.142/シューベルト
幻想ポロネーズ
即興曲第3番
幻想即興曲
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ/ショパン
シューベルトはレッスンを再開してからはいろんな曲を聞くようになったけど
学校の授業で「歌曲の王」と習うせいか知ってるのは歌曲が多くて
ピアノ曲って私はあまり知らない気がします。
弾き合い会ではOp.90の曲が多いですが、今回はOp.142で初めて聞きました
シューベルトって私の中でモーツァルトと相通ずるものがあるんですが
「(オーストリア出身なのと、若くして亡くなったのは共通してるな)」
コロコロと可愛らしい音で駆け回ってたと思ったら、ドーン!と強い音が来たり。
fとかffがある(と思われるところ)では床を踏みしめる音が聞こえたので
鍵盤には結構重みが乗っているはずなのに、決して鋭くは聞こえない深い音
ショパンは程度の差はあれ、どれも知っている曲
レッスンでショパンの曲を勉強するときに
「限られた音(のボリューム)の中で濃淡をつける」
ということをよく言われるんですが、それが実感としてよく分かりました
「幻想即興曲」の途中で「あれ?」ってなったところがあって。
と言うのも、明らかに私が弾いた楽譜と音が違う
音の重なり的には曲の流れに合ってるのでミスタッチではなさそうで
「(これ、絶対に楽譜そのものがそもそも違う!)」
この曲は彼の死後、遺言に背いて出版された版(フォンタナ版)と
(普段耳にするのはこれ。私もこちらを使って勉強しました)
後々発見された自筆譜が元になっている版があるというのは知っていました。
でも自筆譜の方を聞いたことはなくて、想像以上に違っていてびっくり
Youtubeに楽譜付きの音源がありました。
が気づいた違うところ(他にもあるけど大きい違い)
*超・個人的なメモです小節数は手持ちの楽譜より。
アンコールは1曲目が「トロイメライ」、2曲目が「ノクターン20番」
どちらもピンポイントで最近練習していた曲なのでびっくり
「トロイメライ」は主旋律以外に出てくるフレーズの音のバランスが絶妙でした
ところで、会場があるのが滋賀の米原だったんです。
私が住んでいるところから滋賀は意外に近いんですが…
最寄り駅が米原駅ではなく、大垣側に2駅進んだ近江長岡駅でした
米原~大垣間って、電車が少なくて30分に1本ぐらいなんですよね
にもかかわらず、紙一重の差で米原行きの電車が出発
諦めて駅にあったカフェ(開店したばかりみたいでした)で休憩
ホットサンドとか頼んじゃったので、また電車乗り過ごすんじゃないかと
無事に電車が来るまでに食べ終わり、電車に乗れました
途中、膳所にある銭湯でサウナに入ってから無事帰宅
良い1日でした