こんばんは
今週のレッスンに行ってきました
飛翔
まず、前回話題になった「謎の8va bassa」ですが
先生が使っていた楽譜にはやっぱりなかったそうです
オクターブ変わっても和音の構成は変わらないし
コンクールみたいに楽譜係にチェックされるという状況でもないので
どちらでもOKということになりました
この間の合宿でゆっくり通してみたのがこちら。
多分、これで普通の速さの半分ぐらいですね
この後4ページ目までは結構詰められたんですが、後半は弾き込み方が甘かった
durになるところとか序盤に出てくるパターンを移調しただけなのに
何故かあちこち間違ってつまずきすぎて全然弾けないし
それにしても転調が多い曲ですね
そういう曲って譜読みしていて作曲家にツッコミを入れたくなりますが
ツッコミを入れる相手によって感じ方も結構違っていて
モーツァルト「ピアノソナタK545」第1楽章を練習中の私
「(モーツァルトの天才ぶりが眩しいぜ…)」
ベートーヴェン「テンペスト」第3楽章を練習中の私
「(まったく!気分屋さんはこれだから困る)」
シューマン「飛翔」を練習中の私
「(ロベルトくん、君、絶対情緒不安定でしょ…)」
シューマンって評論活動のために自分の分身を2人も登場させるような人ですから
情緒不安定だったかは別として(晩年は間違いなくそうだったのだろうけれど)
若いころからそもそも両極端な性格の持ち主ではあったんでしょうね
譜読みは大体できてきたので、レッスンも表現面に移ってきました
そろそろ仕上げにかかって、上半期の弾き合い会で弾ければと思っています。
やるべきことをメモしたので、少しずつ頑張ります
そしてタイトルにもある通り、ようやく発表会の曲が正式決定です
ベートーヴェンの情熱の結集かつ、人を殴れば気絶させられる凶器