こんばんは🌙
今日は新年最初のスタジオ練習に行ってきました🎹
2ヶ月ほど前から少しずつ練習していたんですが、お正月休みに練習を進められたので…
ドビュッシーの「ゴリウォーグのケークウォーク」を撮影しました♫
本当は全体にもう少し速いのと、強弱のメリハリがはっきりついているので
ちょっと…いや、かなり控えめな仕上がりになっております…笑
ドビュッシーと言えば「アラベスク」とか「月の光」のような流れるメロディーのイメージですが
実は私が初めて聴いたドビュッシーの曲ってこの曲で(電子ピアノの自動演奏に入っていた)
逆に名前を挙げた2曲を聴いた時にギャップに驚いた記憶があります。
↑当時使っていた電子ピアノ、なぜにこの曲だけをピックアップして収録していたんだろう🤣
ピアノを習い始めたばかりの小さい頃、まだカタカナの読み方も怪しかった私😝
タイトルの「ゴリ…」だけを見て、ゴリラさんが陽気に踊っている曲だと思っていました🦍笑
「ゴリウォーグ」はもちろんゴリラとは関係なく、当時流行っていた黒人の人形だそうです。
(画像はお借りしました)
娘のシュシュちゃんがこのお人形で遊んでいる様子を見て作られた曲だそうです。
ドビュッシーは40代に入ってから授かった娘さんをそれはそれは溺愛していたそうで
(そこに至るまでがなかなか凄まじい人生なんですが、今回は省略。笑)
この曲を含む組曲「子供の領分」はその娘さんに贈られたものです。
自分の子供に曲をプレゼントするなんて、それだけで愛しっぷりが伝わるエピソード😍
「ケークウォーク」も黒人の間で生まれたダンスで、のちにジャズの起源になったそう。
黒人の男の子の人形が黒人のダンスを踊っているというわけですが
途中転調するところで出てくるのは、なぜかワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」🤣
しかもドビュッシー自身はワーグナーに反感を抱いていたらしい。
こんなところにも一筋縄ではいかない彼の性格が出ていますね🤣🤣🤣
あまりクラシックっぽくない曲なので最初はうまく雰囲気がつかめなかったんですが
慣れてくると軽快なリズムでとても楽しい曲です😊
とりあえずこの曲はこのまま持っておいて、少しずつ磨いていきたいと思っています。
譜読みが大変でなかなか取り掛かれなかったドビュッシーの曲、とりあえず1曲弾けました♫