こんばんは🌙

子供の頃から憧れていたあんな曲やこんな曲、このままじゃ一生弾けずじまいになる…

というわけで、一念発起してピアノ教室に通うことにしました。

自分に合う教室を探すにあたって、体験レッスンに参加しました。

完全に初心者の方向けの体験レッスンの情報はネット上でよく見るんですが、

子供の頃などに経験がある人の体験レッスンがどんな感じかはあまり出てこなかったので

記録として残しておきたいと思います。

 

結論から言うと経験者の体験レッスンは「レベルチェック」でした。

レッスンは以下の2パターンがありました。

 

●最初から弾く曲が決まっていたパターン

この場合は、最初に指示されるのはレベル関係なく一緒だと思います。

(紙の裏表でゼロからの人と、多少経験がある人のものになっていた)

ただ事前に経験年数は伝えていたので、他の楽譜も用意してくださっていました。

実際、最初に渡された曲が昔弾いた曲であっけなく弾けてしまったため

すぐに別の教本が出てきて、初見でどれぐらい弾けるかをチェックされました。

 

その後曲を弾くことになり、クラシックのレパートリー集が出てきたんですが

「エリーゼのために」と「トルコ行進曲(モーツァルトのほう)」の2択に。

どちらも昔弾いたことはあったんですが、「トルコ行進曲」を選びました。

久しぶりに弾くと、ほぼ確実に途中でミスが出るからという理由です。

 

で、20年近く音を読み違えてたことが発覚!

アーティキュレーションを見落とすとかだったら分かるけど、音間違えるって!!笑

(右手がキツイところなので、臨時記号の読み取りが雑になっていたようです)

 

そんなハプニングもありましたが、より完成度を上げるためのポイントを教えてもらえました。

私は手が小さく、終盤の16分音符でオクターブを弾くところが本当に苦手だったんですが

コツを教えてもらったらあっさり弾けてちょっとびっくりしました。笑

 

●弾きたい曲を用意するように言われるパターン

事前にピアノ歴を聞かれた時に「大人の人はレベルの見当をつけるのが難しいので、

弾きたい曲があれば持ってきてください」と言われたこともあります。

とは言え、一応楽譜はちゃんと用意してもらっていました。

 

今すぐに弾きたい曲が全く思い浮かばなかったので笑

昔発表会で弾いたエステンの「人形の夢と目覚め」と

他で弾いたばかりだった「トルコ行進曲」の2曲を少し練習して持っていきました。

それを伝えると難しい方を、と言うことで再び「トルコ行進曲」を見てもらうことに。

(この時には上で書いた音の読み違いは修正されていました。笑)

 

この時の「20年前の私、何してたの」ポイントは指使い!

中盤の8分音符が連続するところ(譜読み間違えてたのもここ)だったんですが

体験レッスンの後、1週間ぐらいかけて指使いを直しました。笑

それ以外にも曲を素敵に仕上げるポイントをいろいろ教えてもらいました。

↑すごく細かく具体的だったので、ずっと「ほえ~っ」ってなってました。笑

 

●体験レッスンを終えて

人前で、それもクラシックの曲を弾くなんて本当に小学生の時以来だったし

それなりに緊張もあってミスもあちこち出ていたんですが…

チェックされていたのはミスなく弾けるかどうかではなく、次のようなことだと思います。

 

・譜読みが正しくできているか

・自力でどれぐらい曲を仕上げられているか

・指が動いているか、一定のテンポで弾けているか

・音の質(音量が適切に出せているか、音の粒が揃っているかどうか)

 

結果、どちらのパターンでも「中級レベルからスタート」との見立てだったので

ある程度弾ける状態の曲を何か用意しておけば、トータルで判断してもらえると思います。

ちなみに教本がどこまで進んでいたかは聞かれる場合も、聞かれない場合もありました。

 

あとは、よく言われていることですが

・自分がどんな曲を弾きたいか(クラシック?ポップス??)

・どのようにピアノと接したいか(好きな1曲を弾きたい、レベルを底上げしたいetc)

を自分の中で整理して、先生と方向性をすり合わせていけばよいかと思います。

 

私の場合は「ちゃんと力をつけて」「クラシックの曲を弾きたい」という希望があったので

どうすればその目標にたどり着けるかの道筋を示してくれた先生に決めました。

 

最後に、譜読みを間違い、指使いもハチャメチャだった「トルコ行進曲」は

その後練習してこうなりました(一部だけだし、途中派手につまづいてます。笑)