3月31日(日)、NHK総合で 作曲家 佐村河内 守(さむらごうち まもる)さんの特集
「魂の旋律~音を失った作曲家~」をご覧になった方はいらっしゃるでしょうか。
佐村河内さんは両耳の聴力を完全に失った中で、クラシック音楽の中で最も難しい言われる交響曲を作り上げた奇跡の作曲家です。
佐村河内さんの交響曲「交響曲第一番“HIROSHIMA”」のCDは、クラシック音楽では異例ともいえる、音楽チャートの売上トップ10にも入り、とても話題になりました。
なぜ、それほどのCDが売れたのかというと、2年前に発生した東日本大震災の傷を癒す音楽として、人々の心に一番響いたものだったからだ、ということです。
交響曲第一番”HIROSHIMA"は、もともとは佐村河内さんの出身地である広島のことを思って、作曲されたものです。
広島も、原爆を落とされた歴史があります。
その広島に、希望となる曲を、という思いから作曲された曲。
それが、被災地の方の心の安らぎになっている。
戦争と震災という違いはあれど、共通するものも見え隠れし、私には何か深く感じるものがあるような気がしています。
実はこの方は、父の知り合いの大親友だと言うことで、父は以前より知り合いの方からお話しを伺っていたそうです。
今回のテレビ番組も、知り合いの方からかなり前から放映の予定を聞いていて、録画の上試聴しました。
放送当日は、途中までしか見ることができなかったので、昨日改めて録画を見たのですが、曲が出来上がるまでの壮絶な日々を垣間見、なんて強靭な精神を持った方なのだろう、と感嘆しました。
私も音楽をやっていた身ですので、音が聞こえていても難しい音合わせや、旋律作りが、音が聞こえないところで行うことがどれだけ大変なのかが痛切にわかりますが、それが交響曲のような何重もの音の重なりとなると、もう私の頭では理解しきれません。
それでも、それを完遂する佐村河内さんの信念に、ただただ感銘を受けます。
私事ですが、実は先日親戚が天に帰り、我が家は脱力感に包まれていました。
そんななか、昨日家族で揃って見た録画番組は、私たち家族にも希望を与えてくれた気がします。
特に、番組内で新作となるピアノ作品「レクイエム」の完成までを追っていましたが、その作曲のきっかけを話していた場面
「僕には、一人しか救えませんよ」
そういった佐村河内さんが作る音楽が、たくさんの人の心に届き、そして更に多くの人の心に広がっていくという事実が、彼のすごさを物語っていると思います。
興味がある方は、4月13日(土)お昼にNHKスペシャルの再放送があるそうですのでぜひ観てみてくださいね。
●NHKスペシャル「魂の旋律~音を失った作曲家~」
●佐村河内さんの特集サイトはこちら⇒ 佐村河内 守 特集サイト
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レクイエム、鎮魂。
響きは重いですが、心が安らかになれば、それに越したことはないと思います。
全ての人が安らかであることを願ってやみません。
私の話をすると、親族が天に帰った日、危篤の知らせを受けた母は病院に向かいましたが、最後には間に合わず。
私と父は母からの連絡を受け、父はそのまま病院へ向かい、私は一人帰宅することとなりました。
大粒の雨も降る中、私は、連絡を受けたあと、何とも言えない喪失感と、非力さを胸に帰宅し、どうしよう、と思いながら、コートも脱がず第一に行ったことは、オラクルカードを引くことでした。
“私が今できることはなんなのか”“この気持ちをどうすればいいのか”、そんな気持ちでカードを通じて天に助けを求め、出てきたのは「Angel Therapy」
思わず、涙が出ました。
私だけでなく、親族を見守ってくれ、サインをくれた存在に感謝した出来事です。
私は、佐村河内さんの音楽にももちろん救われましたが、音楽や、カード、どんなツールでもその人にとって安らぎを感じられるものが一つでもあれば、とても幸せなことだな、と思っています。
みなさんにとって、心の安らぎはどんなところにあるでしょうか。
めばえ