昨日の接客にて
こんばんは!
ステップ 石澤です。
昨日、足底筋膜炎がひどくなって練習を休んでいる状態の女子高生の接客をさせていただいた。
過去に数回にわたり接客をさせていただいたお客様なんですが
もともとは
幅広、甲高の上に踵幅が極端に狭い
足長実測214mmぐらいだから
シューズ適正22.5cm~23.0cmぐらい
ただ横幅に合わせると24.0ぐらいじゃないと幅がきつく感じるという
フィッティングが凄く難しいお客さん。
出会いは足型別注依頼だったけど、
大会が近く出来上がるまで待てない状況だったので、既製品を加工してフィッティングしたら気に入っていただき・・・。という状況。
接客をしていて足型に合うシューズに出会ったことが無いという方に既製品を普通にフィッティングする
のは気持ちが良い。
話を戻しますが、
そのお客さまの足は、慢性的なレベル。
こんな足の状態は1年に3人ぐらいしか出会わないぐらいの感じ。
自分なり柔らかいシューズ使ったりとか、
色んなメーカーのアーチインソールやクッションインソールを試したりしているが・・・
って感じなんですけど、全く回復に向かう気配がしないと。
いつものように
アーチマッサージをしながら、シコリのポイントを見つけて状態を確認。
今使っている、シューズやインソールもチェックして・・・
恥ずかしいことに、そっから何を勧めるべきか迷ってしまいました。
クッションシューズを履かせて痛みを緩和させる
⇒これはごまかしているいるだけだから、解決はしない。
逆に可動域広げてアーチトレーニングをさせながらやったほうがいいのか?
⇒でも今が痛すぎるわけだから、ちょっとかわいそう。
それで結論「とりあえずインソールでアーチ作りしようか??」
って話になったのですが、
ここからが今日のポイントです。
すでに、色んなメーカーのインソールを使っているって言ってましたが・・・
私が分析する限り、どのメーカーのインソールも合ってなかったんですね。
インソールメーカーが悪いというわけではなく
アーチの場所って人によって違うわけだから、メーカーによって合うあわない出て当然だと思います。
そのお客様の場合はアーチのポイントが
普通より内よりって感じなんで、このインソールがいいんじゃない?って提案したら
しっくりきてた表情だったんで、とりあえずOKといたしました。
シューズは走れるレベルになってからということでお預け状態。
長々と書きましたが、
今日皆さんの感じてほしいことは、
「アーチの場所(ポイント)は人によって違うってしってました?」
「それを知ってシューズやインソール選んでます?」
ってことでした。
よく「履いてたら足に馴染んでくる」ってポジティブな表現が使われがちですが
それってただの「劣化による型崩れしてる状態」です。
足に靴を合わせるのか?
それとも靴に足を合わせるのか?
時代は靴に足を合わせるようになってきたんですかね・・・