マラソンシューズの重量について | step陸上店スタッフブログ

マラソンシューズの重量について

こんばんは。
ステップ 石澤です。
 
そろそろマラソンシューズの話題をして行きます。
ステップオリジナルの
ソーティマジックVRファイナルも発売されましたし。
 
私ももともと長距離をやっていましたので、マラソンシューズは学生のころから
本当に数多くのタイプを履いてきました。
自分なりに研究も重ねて来ました。
微調整をしたりとか、
軽量化をはかったりとかもしました。
 
もともとのマラソンシューズとの出会いは小学校4年生の時に、
初めて出会ったシューズの軽さに感動。
軽い=速く走れる
そんな単純な発想をもって
中学生ぐらいまではとにかく軽いシューズを探しては履いての繰り返しでした。
で、とあるとき気づきました。
 
「130gより軽くなると足が空回りする感覚があって走れない・・・」って。
当然選手の好みってあるわけで、
これはあくまでも私の感覚の話です。
いろんなタイプを履けば履くほど自分の好みってどんどんわかってきます。
 
私のマラソンシューズのこだわりは
「155g」
これが一番しっくりきます。
 
許容範囲は145g~158gでそれ以外は
癖があるシューズで割り切るようにしています。
 
おそらくですが、
男性だったらキロ2分55秒~3分05秒で走ろうと思う場合
私と同じような感覚がある人が多いと思います。
3分20秒ぐらいだったら165gがしっくりきます。
フィッティングとか、クッショニングとか、グリップとか他に色々と条件が付きますが、
論点をシューズの重量だけに絞るとこんな感じです。
 
最近接客をしていて
「これ何g?」と聞くお客様が大変減ったような気がします・・・。
ランニングシューズはコンセプトぶれぶれですが、
マラソンシューズはそんなにぶれていないので、ちょっとはこだわってもいいかもしれません。
 
では、今年のマラソンシューズの重量を測ってみましょう!
(※サイズは26.5cmで計測。商品の個体差+-3gは許容範囲)
 
ソーティマジックVRファイナル
153g さすが!
しかもスピーバもソライトもなし。
 
{E64E3286-D4C9-4CD6-9527-B2F9EE65375A}

 
ソーティマジックSS2
163g
ソールを固めている分だけ重さ有。
{443C0618-0C2B-4F9A-AC9B-DB9121C1D67D}


 
 
ソーティマジックRP3
158g 可もなく不可もなく・・・。
{9FF1C837-2C4B-4F66-A5CB-4751FAD96976}


 
ソーティマジックLT
147g 軽い。
商品単体を見ると問題ないが、
RP3よりも下の位置づけの商品がRP3よりも軽く柔らかく仕上がると、
RP3の存在がかすんでしまう。
最近トップの選手がこのソールを使い始めたのもなんとなくわかる・・・。
{7626137B-2A05-4B61-A9F7-A727AA59A419}


 
ソーティJapan
164g
これはもともとスピード狙ってないからこんなもんでしょう。
{AE09154C-403E-4711-B566-7F1C52AE8154}


 
クルーズジャパン
159g
どちらかというとクッション、安定モデルの部類に入るが、
この柔らかさでの159gは合格点だと思う。
{2F187F92-A407-49A9-A47E-672B432A9883}


 
エキデン11
148g
※この商品だけ26.0で計測。
26.5cmだったら153gになるはず。
個人的な感想はソールを薄くしたんだったら、もう少し軽くしておいて欲しい
{9BADF445-4F76-4497-84D5-6D6D344A0617}


 
匠SEN
164g
重たいけど、もともとスピードじゃなくて、
セーフティポジションの商品だからこんなもんだと思う。
{2C41CD33-DB74-402F-A9DB-54652F3CE24F}


 
スピードレーサー6
182g
申し訳ございませんが、数年前のモデルの方がよっぽど良かったと思う・・・。
{25AFABDE-048C-4CFB-8310-30A9E9F4A9F1}


 
スパイダーR6
173g
商品の良さがどんどん消えて来た・・・。
もうちょっと頑張ってほしい。
{0C6BE389-BC68-4174-BD3F-1EC2DE1041A2}


 
 
ちなみに・・・
マラソンシューズカテゴリーじゃなく
レーシングカテゴリーの
ターサージール4は168g
(これはこれで軽すぎのような気がします
が・・・)
{9CCFA54A-822D-47DE-AE78-BFD645AF3D82}


 
本日はあくまでも実重量のお話しでした。
マラシューって言っても実際は
ショートロードレース
駅伝の使用が多いかと思います。
これだけでも、商品を選ぶ基準になるかとおもいます。
まもなく始まる駅伝シーズンの参考にどーぞ。