母趾球 | step陸上店スタッフブログ

母趾球

こんにちは。

ステップスポーツ柏店 石澤です。


今日はスプリントネタ!


1998年 伊東浩司選手がたたき出した 10秒00

あと0.01秒で歴史が変わるといわれ、もう2012年。


改めてやっぱりすごい記録だと思います。


当時は「フォーム改善」

踵をあまりあげないすり足走法というのが取り入れられ話題になったことを

覚えています。


陸上競技ってイメージや感覚で話すのですごく伝わりにくいのですが・・・

「地面を蹴り上げる」ではなく「地面を押す」感覚。


ちょっと名前忘れてしまいましたが、「カールルイス」のコーチも

とある日本選手を指導するときに「プッシュ」「プッシュ」

と教えたということも有名なお話。


このフォームに関してはいろいろなDVDやユーチューブでも見れますので

是非参考にしてみてはいかがでしょうか。


で、そんな地面を押すような感覚で走ろうとするときに

どんなスパイクが良いのか!というお話。


ポイントはズバリ母趾球とスパイクピンの関係。

簡単に言うとスパイクが母趾球をしっかりとらえているか ということ。


ですからスパイクのサイズを決めるときに指先が当たるか当たらないか?というよりも

母趾球とスパイクピンの位置で判断したほうが良いかもしれませんね・・・。


で、どんなスパイクがそのイメージに近いかというと・・・


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やっぱり、母趾球をダブルでとらえたこの2つのプレートの評価は

非常に高いですね!


更にここからは裏ワザの領域に入るのですが、

母趾球位置の2本だけ長いピンを使うといいかと思います。


例えば、ここだけ8mmで 他は7mmとか。

これだけで意識や感覚はだいぶ変わります。

母趾球で押す意識です。


是非お試しを。


伊東家の食卓の裏ワザ 「親指に輪ゴム」も

デサントの「パワーフィンガー」も

要は母趾球の意識させるためのアイテム。

これ意外と重要。


大事な要素はこれだけじゃありませんが、これもスパイクを選ぶときの

参考にしてみてください。