頭を柔らかく・・・ | step陸上店スタッフブログ

頭を柔らかく・・・

こんにちは。

ステップスポーツ柏店 石澤です。


最近は店内スペシャルなゲスト(お客様)が多いです。


本当に遠方からわざわざ来ていただいてる方、

時間作っていただいてる方 感謝感謝です。

また、各ブログやメディアで柏店のことも宣伝していただいて

本当にうれしいですね。


やはり、一流選手のいうことは違うなーと思うのですが

先日も名言頂きました。

EVAの話をしていて・・・

「スポンジは生きているからねー」

と。


これ名言です。




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さて、さて、

「長距離選手はスパイクを履くべきか?」


ちなみに私は、スパイクいらないのでは・・・。とずっと考えてきましたが、

最近考え方がちょっと変わってきました。

事実自分も学生時代は3000M以上は足がもたずにマラシューにしていましたし、

スパイク必要だなと、感じたことも少なかったです。


半年ぐらい前に、過去に日の丸を背負って走っていた方とお話させて

頂く機会がありまして、

「スパイク推進派」理論を聞かせて頂きました。

①練習の設定タイムがスパイクを履かないと無理だろ・・・という設定タイムだった。


たぶん、これが一つのポイントだと思います。


私が間違っていたかなと思うことは、

練習でマラシュー、大会だけスパイク!これでスパイクを履きこなそうという

考えがそもそもの間違いだったような気がいたします。

(そりゃ、使う筋肉もキックも、接地も違いますから・・・)


つまり、普段からスパイクを履くトレーニングをしていれば、

5000Mでも10000Mでもスパイクを履きこなせるようになると思います。


以前、素人でも、ソーティは履ける!といいましたが、

考え方は一緒です。

毛細血管から作っていけば使いこなせます!!


基本的にトラックでのマラソンシューズというのはあんまりメリットがありません。

タータンが柔らかいので、柔らかすぎる(接地が長くなる、ブレーキがかかる感覚など)

夏場はタータンも、熱でやられて、自分のシューズのEVAもめちゃめちゃ柔らかいですから、

スピードまったくのってこないです。

そんなことを考えると、

スパイクを履ける体づくりをした方が結果的にタイムの可能性が生まれると

思います。


毛細血管から作るというのは・・・

例えばスパイクを履いてトラックをウォーキング。スパイクを履いてジョグ。時にはこんな

シーンがあってもいいかもです。


あと、「スパイクをカスタマイズ」する考え方も面白いですよ。

マラシューや、ランシューっていっぱい品番ありますから、細かく微調整できますけど

スパイクって無いですよね。

例えば、上のLDジャパン。固定ピン5mmですが、

DUOJAPAN 2.5mm

ディスト 2.5mm。


ピンの長さでスパイクを選ばれる方多いですが、

長いのは、短くできますからね。(ヤスリで削ればいいです)

フィッティングとか、ピン配列とか、ミッドの感覚とか、

そっちの方がよっぽど重要。

ピンの長さだけであきらめるのは、もったいないですよ。


ちょっと今日は、長距離 トラックの常識をぶち壊せ編でした。


                                   おわり