マジック | step陸上店スタッフブログ

マジック

こんにちは。ステップスポーツ柏店 石澤です。


質問でRRとVRとの違いについて聞かれたので、

歴史も振り返りながら説明していきましょう。



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まず、こちらがステップオリジナルのVRになります。


アッパー 「ソーティWG」

ソール「ソーティマジックR」


のコラボ商品になります。


このソーティマジックRというのはもう15年ぐらい前の商品になるんですかね?

かなりのロングセラーになります。


そもそも「マジック」のネーミングは

「マジック」=「手品」

具体的には、「マジックベンチレーション」のことを言います。

鬼塚さんのシューズつくりエピソードなんかでも、よく紹介されますが、


マメができないランニングシューズつくりで

マメができやすい理由として、シューズの中の温度が一つの問題とされています。

ですから、シューズ内の熱を外に逃がしてやる工夫というか、機能性なんです。


具体的に言うと・・・穴があいています!


マジック4とかマジック5とかいろいろ出ていきまして


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こんなんとかも出ました


この後が、「ソーティマジックトラス」シリーズ。


この後が・・・


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「マジックRT」シリーズ


この後が
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RRシリーズ。


そして
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スーパーマジックシリーズになります。



こっから、本当の事実はわかりませんが、私の勝手な予想でシューズが

どう変化していったか語ります。


まずソーティマジックR後

「シャンク」がブレークしていきます。

真ん中のプラスチックみたいなやつです。

(マジック5~RTぐらいまで)

このシャンクですが、「いい」という声もあれば

「嫌」という声もありました。

「嫌」という意見の中には

「あたっていたい」とか「音がなってうるさい」

という声がありました。

それで「RR」です。

シャンク内臓で問題を解決。

「スーパーマジック」

ミッドソールをかかとまで巻き上げることで

安定性の実現と 衝撃分散力をアップ


という感じでしょうか・・・。



ずっとマジックシリーズを履いていた人ならわかると思いますが、

「RT」=硬くて重たい

「RR」=薄くて軽い


ここも大きく履き心地が変わった時でした。


RTの時は160gぐらいのシューズでした。

それからRRに変わり140gのシューズになったのですが・・・


軽さの秘密は(たぶん)

ミッドソールを薄くした!これだとクッションを感じにくくなるので

ミッドソールの空気を増やし柔らかさをだした!


こんな感じだと思います。

私はずっとごまかした!と言っていましたが・・・


本題に戻りますが「RR」は、薄くて柔らかいシューズ。これがメリット。

デメリットは・・・

突き上げを感じやすい

反発を感じにくい

などです。