シューズについて
こんにちは。
ステップスポーツ柏店 石澤です。
さすがトラックシーズン開幕したこともあり、めちゃめちゃ忙しく
なっております。
これも、皆様のおかげです。
ありがとうございます。
さて、今日は、「シューズについて」というお話をいたします。
写真入らないですが かなりふかーいお話です。
たぶんいろんな人の反感をかいそうですが・・・そのへんはあまり突っ込まないでください。
①まず、シューズのコンセプトは大きく分けて2つあるといわれています。
A、 履く人の能力を最大限に発揮させてあげるもの。
B、 履く人の足を守るもの。
その他、お洒落とか、フリーみたいな逆のコンセプトもありますが
ここでは、この2つでお話させてください。
おそらく、皆さんもこの2つで整理して商品を選ぶと分かりやすくなると思います。
私が、シューズの勉強をするうえで衝撃をうけた人がいます。
以前もお話いたしましたが、鳥取のワールドウィングの小山先生の理論は
すばらしいと思っております。
存じ上げない人は是非検索してみてください。
数々のトップアスリートを故障から復活させたとても有名な方です。
先生が書いた本を読ませていただいて、こんな内容がありました。
「故障の原因を作るのは、筋力のバランスの乱れが主な理由。
右と左どちらかに重心がかたよったりすることが多い。
では、それらのかたよりを起こさないためには、条件として、
平らな地面に裸足で立っていることが、一番安定する」
「でも、足に優しいといわれる、ほとんどのランニングシューズは踵が高い。
これって、はじめから坂道に立っているもんじゃない?」
これ、とっても深いです。
私もこの意見とっても共感しています。
先生と、アシックスの共同開発のウィンドスプリントのコンセプトってこれです。
自然体ってやつです。
私は、長距離に関しての最強のシューズは「ソーティジャパン」だと思っております。
まずは、全員このシューズを履くべき。
グリップが足りなければ「ソーティジャパンDUO」にする。
重心移動や反発がほしければ、「ソーティスーパーマジック」にするべき
クッション足りなければソールをあつくした「スカイセンサー」
シャンクいれた「ターサー」
などなど。そんなことを自分の筋力やスタイルと組み合わせていくと、
能力が発揮されていくと思います。
でも足せば足すほど、重心バランスをとりにくくなるということも覚えておいてほしいです。
この理論が成立すると、厚底の足に優しいといわれているシューズは、
実は一番体に優しくないシューズってことになります。
MJさんの質問にありましたが、
私のイメージに近い理想的なシューズは、
レーシングカテゴリーの中では、ミズノの「WAVEサブスリー」です。
走りやすい、走りにくいは別として、いろんな意味ですばらしいシューズだと思っております。
多分、一部シューズ職人は共感してくれると思うんですけどね・・・。