今日は、フィリピンという国の経済の状況をお伝えするため、


 現地で集めた情報を記事にしようと思います。


 まずはじめに、現地の説明、及び諸々の案内をしてくださった、


 某メーカの社長様、ならびに幹部様、スタッフ様に、深く御礼申し上げます。


 誠に有難うございました。


 ---以下、レポート


   ご存知の通り、フィリピンは格差社会です。


   GDP(国内総生産)は毎年上昇しているにも関わらず、貧困者層は、


   衣食住を何とか維持できる程度しか、所得がありません。


   つまり、時と共に、貧富の格差が広がっていると言えます。


   現地の新卒の雇用に関して言えば、そこにも初任給で格差が付いており、


   著名な大学を出ていると言うだけで、そうではない人に比べ、


   初任給が10倍も違う、というような給与マトリクスを組んでいる


   企業も多いのだとか。


   格差社会がここまで浸透すると、なかなかフラットにはなれないのでしょうね。



   さて、大卒者・専門校卒者の分野別割合を見ると、看護系とIT系が


   圧倒的に多いのだそうです。



   昨日のブログにも書いたとおり、比は親日感情が非常に高いのですが、


   裕福者層の言い分では、これは恐らく、


    「同じような島国として、成功している日本をリスペクトしている」


   ということなのだそうです。


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   写真は、Makati市内の「珍しく空いている道路」の様子です。