今日は記憶の植え付け方について書きます。

 みなさん、目や耳から入ってくるキーワードなどをノートにメモする事は、
 最低限やっていると思います。しかし、ここで勝負の別れどころ。

 Aさん
  知識を得る → ノートにメモする

 Bさん
  知識を得る → 知識を得た部屋のイメージを記憶する
        → ノートに、メモをする。

 Cさん
  知識を得る → 実際の現場をイメージし、得た知識を当てはめてみる
        → ノートに、メモをする。

 Aさんは、帰宅後にノートを読み返すのが精一杯、研修で新しい知識を
 得た瞬間の「感動の状態」から冷めている時に、文字を読み返しても、
 右脳は良い働きをしません。

 Bさんは、知識を思い出そうとしたときに、知識を得た部屋の風景を
 思い出します。すると不思議と、その講義の内容が思い出せるではありませんか。

 最もすばらしいCさんは、寝る前に、明日仕事だなー、と仕事場の
 イメージをします。
 そのときに右脳が働き、仕事場と関連する記憶として、研修の時に得た
 知識を呼び起こします。それも、より実践的に、です。


 結果的に、AさんとBさんでは、翌日に起こすアクションは、その温度
 に大きな開きが生まれます。


 このように、右脳に呼びかけて物事を覚え、右脳が刺激されたときに、
 刺激の内容と関連する情報を、左脳から取り出す方法を「メモリーペグ」
 と呼び、イメージを記憶の目印としたやり方です。


 さらに、Cさんの方法を取れば、記憶力のUpだけでなく、
 「行動力・実行力もUp」します。


 みなさん、ぜひ、やってみてください。