高校入試はあきらめない!
もうかなり前になりますが、9月ぐらいに中3生の受付がありました。その時お父さんが来られたのですが、息子が県立南高校、砥部分校に行きたいのに、学校の先生が「落ちるから受けないように。」と言うのです。「学校の先生が子供の夢を奪っていいものでしょうか。」と言うのです。
お子さんの成績とか聞いた後、「そうです。夢をあきらめる必要はありません。息子さんの成績なら頑張れば可能性はあります。」とお答えしました。
ちなみに南高砥部分校は、愛媛で唯一デザイン科のある公立高校なのです。と言うか定員40名でデザイン科しかありません。
レベルとしては、県立では最も易しいレベルで、250点満点で110点もあれば通ります。100点満点にして1科目44点平均。学校のテストで言えば500点満点で250点は欲しい。その子はおそらく200点そこそこだったと思います。
このレベルは、英数の基礎をしっかりやって、まず50点満点の20点を取らせること。あと理社国も、20点越えを目指すことです。英数が取れたら、ほぼ理社は20点を、国語は普通にやっていたらその頃には20点は取れます。合計で80点レベルから、まず100点を越えたらもう、見えてきます。国語はある程度地力を見ておかなければいけませんが、英数を伸ばすのに時間がかかるのです。
この子は真面目なので、ついに100点を越えてきました。そして学校の先生の予想を裏切って、見事南高砥部分校に通ったのです。
そして喜んで、それから毎日30分以上かかる道のりを、(砥部は松山市の郊外なので)自転車で通って、無事卒業したのです。
この話にはおまけがあって、その子の弟、妹も順番にうちの塾に来てくれ、下に行くほど勉強は良くできましたが、一番下の妹も兄にあこがれてか、南高砥部分校に行きました。(真ん中の子は松山商業に行きましたが、なぜか自転車に乗れませんでした。)
今はこの頃と違って、内申書の比重が大きいですが、それでも入試の点数は、半分は本番、あとの半分は内申書、と決まっています。先ずあまり高望みでなければ、本番の出来は大事なのです。1年間あるいは半年かけて、じっくりやれば、志望校はぐっと近くなります。
そうして、最後に中3生は後になるほど伸びます。入試の直前の1ケ月で、250点満点で50点も伸びた生徒が同じ年に2人いました。これは入試対策土曜特訓(5時間×5回)と言うのをやったせいなのですが、(もちろんそれまでの積み上げもありましたが、)これに驚いて翌年土曜特訓を12月に持ってきたのですが、期待したほどは上がりませんでした。
やっぱり中3生は、入試直前ほど集中するのでしょう。
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