前回の続きです。




検査の結果、感染症の細菌は脳まではいってなかったとのこと。本当によかった悲しい
しかし、睡眠時の酸素濃度低下は何度検査しても原因不明。
睡眠時に酸素濃度低下するのでなかなか退院出来なかったが、原因不明なので治療が出来るわけでもなく(低下した時に酸素吸入する対応のみ。)、ずっと赤ちゃんを入院させているわけにもいかないのでと退院の話が出た。

もちろん私は1日でも早く赤ちゃんと過ごしたい!!!でも、、、睡眠時に酸素濃度低下するとか不安すぎる💦
夫にその話をしても、「そうだね」と言うのみで、そこから話が進まない、真面目な話ができない。そこまで心配してるようにはとても思えず違和感を感じた。

酸素濃度がかなり下ると低酸素で脳に影響が出るかもしれないし、最悪のケースになる可能性もないことはない。医師からの勧めで、睡眠時に胎動を感知するセンサーと、酸素濃度測定器をつけて生活することになった。異常あればすぐ救急車をとのこと。

初めての赤ちゃんな上に、原因不明の病気。もう不安で不安で仕方なかった。それと同時に何だか心が全く通じない夫、真面目な話が出来ない夫、頼りにならない夫に私は悲しくなった。
それでも、まだ生まれたばかりで父親の実感が無いからかな?とか良いように考え夫には責めなかった。

私は夜中も不安で寝られない。酸素濃度はかるモニターとにらめっこ。朝起きたらすかさず酸素濃度のデータを見て一喜一憂。朝起きて息子の目が覚めると、「生きていてくれて本当にありがとう」と感謝するという毎日を過ごしていた。

酸素濃度低くなっても夫は「そっか〜」のみ。
私が「昨日は酸素濃度低くならずに寝れたよ!」と報告すると夫は「やったねー!●●くん!」と言うのだが、、文字ではどうも伝えにくいが、何かその言い方にも物凄い違和感があった💦「ゲームクリア!やったー!」みたいなまるで遊びの様なテンション。。。

更に、私は病院を調べたり、同じような症例を調べたり、酸素濃度低下が続くとどうなるか調べたりしていた。
あまりにも温度差を感じるので、
「あなた息子のこと心配?あなたも一緒になって調べてほしい。一緒に息子のこと考えたい」とストレートに何度もお願いしたが、夫は一度も調べたことがなかったし、話が出来なかった。

当時は発達障害だなんて知らなかった。
今思うと、夫は一応息子の心配はしているが、想像力がないため、単に表面上心配しているだけだったのだと思う。だから深い話が出来なかった。
また、私が「調べて!」と言っていたことも、恐らく伝わってなかったのだと思う。何で調べる必要があるのか理解できなかったのだろう。。

そして何より、夫は「寄り添う」という言葉の意味が分らないので、心配で心配で辛い妻が目の前にいても、精神的な支えになる言動が一切出来なかったのだと思う。。悲しい

当時は発達障害とは知らず、良いように考えて過ごそうとしたが、、、やはりジワジワとその違和感が大きくなっていき、気づいた時には私の心はズタズタになっていたのでした。


次回、息子の病気に対する夫との温度差で私が人生で初めて人に大爆発したエピソードを投稿します。