ゲーテ格言集 (新潮文庫)/ゲーテ

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気分がどうのこうのと言って、なんになりますか。
ぐずぐずしている人間に気分なんかわきゃしません。
・・・・・・・・・・・・
きょうできないようなら、あすもだめです。
一日だって、むだに過ごしてはいけません。
説教的なものじゃなくて
発見したこと。

とりあえず思いついたら何でも書いてみる。
それでまとまれば公開すればいいし
まとまらなければ、下書きとして公開せずに残しておけばいい。
これまで、気楽に書く方法を知らなかったのだが
この方法なら気楽に書けることがわかった。
もう一つ発見したのは、意外とまとまることだ。
夢をあきらめる前に読む本/田中孝顕

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はじめてオーディオブックをダウンロードしました。
iTunesストアで。

言ってることがよく理解できないことが多く
感動するような本ではありませんが
ゲーテとかシェイクスピアを引き合いに出して
彼らの時間に関する言葉を紹介している点で
俺にとっては価値のある本でした。
ランニングしながら何度も聞いてます。

これ聞いてたらゲーテのファウストを読みたくなりました。
探してみましたが、オーディオブックにはなっていませんでした。
数学セミナー2010年1,2月号の記事
「いまアクチュアリーに求められていること」を読んで。
メモと感想を。

●アクチュアリー数学とファイナンス理論の違い
ファイナンスは学問から始まっている。
市場がそれなりに流動的でしっかりと機能していれば
均衡に近づくように価格は決まっていくはずだという前提を
公理として理論を積み重ねていく。
ただし、現実との乖離がある。

一方、アクチュアリーは実務家である。
現状を説明するために数学を使う。


●これからのアクチュアリーに必要なものとは
・法令に精通すること
・会計(とそれを勉強するための英語)
・リスク管理に関する知識
 (確率統計、確率過程、ブラウン運動)
 →現在ある、ファイナンス理論から出発したリスク管理に
  アクチュアリーの分野から出てきたものと融合させる必要がある。
・本当の意味での数学
 (定理、モデルが成り立つための前提条件を意識すること)


●アクチュアリーの仕事
・資産運用計画の立案(ALM)
・保険商品の開発
・・・


●アクチュアリー試験の試験勉強
入社前に2,3科目合格してから入社する人が多いらしい。
入社後は会社により異なるが基本的になにかしら配慮してもらえるよう。



アクチュアリーにはまだまだ求められていることがある。
それらに応えるためには知識の範囲を広げる必要があり
やりがいのありそうな仕事だ。
不毛地帯 (第1巻) (新潮文庫 (や-5-40))/山崎 豊子

¥860
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久々に小説を読んだ。
新聞に広告と読者の声が出てて、いい経済小説だ
みたいなことが書いてあったのが気になった。

太平洋戦争で参謀だった人がシベリアに抑留された後
帰国後、商社に入り第二の人生を歩む、というストーリー。
で、1巻は主にシベリアの場面。

気分の悪い輩を相手に、衰弱しながらも
日本人のアイデンティティーを強く持って耐える主人公に
感情移入してしまう。

読んでいるうちに力が入ってしまい
結局、徹夜で読み耽ってしまった。
1巻だけで600ページ以上。
これを5巻読みきるのはきついかも。
続きはまた気が向いたときに。
最近、職場に後輩が入った。
俺なんか大した仕事をしてるわけじゃないから
職場にいて居心地の悪さのあまり
自信がなくて縮こまっていた。
それが後輩が入ってきて
こんな姿を後輩に見せられないよなぁって感覚が生まれた。
それ以来、職場での居心地の悪さは
あまり感じなくなった。

こんなことがあるのか。
驚きだ。
俺の両親がなぜ俺を産んだのかは俺の知るところではないが
俺が子供を持つとしたらそれは
「人生ってやつはなかなかいいもんだ」
ってことを感じてもらいたいからだ。
だからもし子供がそう感じて
「産んでくれてありがとう」なんて言ってくれようもんなら
その言葉が最大の親孝行になる。
でも、そうなるためには、俺が心からそう感じていなければならない。
子供は言葉なんか使わなくても親の背中を見て感じることができると思うからだ。
俺が今子供を持つべきでないと思うのは
家庭を支えるほどの収入が無いこともそうだが
人生ってやつはなかなかいいもんだ、と感じられていないからだ。
やりたくもない、しかも一生やる覚悟もないようなことをやって
このままでは、俺の人生は誰のものなのかわからない。
だから、まずは人生っていいもんだと感じられるような生活をしたい。
2010年は、そのための第一歩となるような年にする。

静岡ではたらくエンジニアのブログ-ファルマーの最終定理


数学の一般向けの本って、おもしろい本があまり多くない気がするのですが
これは例外です。
めちゃくちゃおもしろくて一気に読み終えました。
一気に読むのなんて久々で気持ちよかった。

「(M)構造のガンマゼロを加える」などといった数学の高度な内容も出てきますが
さらっと流してしまえるような出方なのでストレスになりません。
ちなみにこの「(M)構造のガンマゼロを加える」についての解説は
「カプチーノを飲みながらそれができるのは世界でも一握りの数学者だけだ」ということです。
全体的に論理の流れを簡単に示していて読書の勢いが保てます。

内容としては大きく二つの側面を持っていて
一つはフェルマーの最終定理周辺に関するピタゴラス以来の数学史
もう一つはアンドリューワイルズが問題に出会ってから解決するまでのドキュメンタリーです。
数学史については、一人一人の人物をしっかりと取り上げており
名前しか知らなかった数学者が、親しみのあるものになりました。
しかし、なんといってもこの本の醍醐味は解決までの道のりです。
解決までの緊張感がビンビン伝わってきます。
そして感動もあります。
クライマックスのあたりは一気に読まずにはいられませんでした。

暗号解読、宇宙創成も読もうと思います。
俺のお気に入りシリーズ、数学ガール。
新作のゲーデルの不完全性定理が出た。

$静岡ではたらくエンジニアのブログ-数学ガール3

俺が好きなのは、数理モデルを使って何かを予測する類のもので
正直なところ、数学基礎論にはあまり魅力を感じないのだが
この本はどうしてなかなかおもしろい。

自然数って正の整数だけど、整数ってどうやって定義されているのだろう
と考えたことがあったので、ペアノの公理についての話はおもしろかった。
当たり前のように存在しているものを改めて定義しなおす過程で
ある条件がないとどのような構造になるのか考えるのは楽しいもんだなぁ。
まだ2章を読み終えたところだけど、今後の展開が楽しみ。
前作、前々作も久々に読み返してみたくなってきた。
ホワイトボードを買った。
↓こんなの。

静岡ではたらくエンジニアのブログ


このホワイトボード、接着剤等、一切使わず壁に貼ることができるスグレモノ。
すんばらしい機能だけあって、お値段もなかなか。

ただ、これを使ってみて発見したことは、
ホワイトボードを使うと勉強がめちゃくちゃ楽しくなるということ。
書くときは立ち、考えるときは座るという
立ったり座ったりがいいような気がする。
寝る間を惜しんでもゲームをしたくなるように
寝る間を惜しんでも勉強したくなる、と言っても過言ではない。

場所をとらないし、どこでも使える。
そして勉強も楽しくなる。
こういった、勉強の環境を整えるという意味で、なかなかいい投資をしたと思う。
元の100倍はとるつもりで勉強したろ。

ちなみにこれは、ホワイトバリュー という店で購入できる。
サンプルを送ってくれて、自分の部屋の壁に使えるのか試すことができるのがいい。
発送対応も早くていいお店ですよ。