「そうだ、京都、行こう。」
……ならぬ、「そうだ、ブログのネタが無いから、旦那に聞こう。」
(※JRのあの名作CMパロディですが、今の若い子には通じないかもしれません。アラフォーの皆さま、心の中でそっと頷いてください。笑)
ここ最近、わが家の旦那が大人しく、ブログに書くような爆発的ネタを提供してくれなくて困っておりました。
そこで、「ネタにするから何か面白いこと言って?」とストレートに聞くのは野暮というもの。
私はおもむろに、裏で糸を引く作戦に出たのです。
実は私、こう見えて「人を気持ちよく乗せて、話を巧みに引き出す技術」には、なかなかの自信がありましてね。ええ、もちろん怪しい意味ではなく!フフフ。
旦那くらいなら、私の手のひらの上でイチコロです。
お茶を淹れるフリをしながら、極めて自然に、さりげな〜く話しかけてみました。
「ねえ◯◯さんって、本当にすごいよね。私はフットワークこそ軽いけど、何かを『ずーーーっと継続する』のって本当に苦手だからさ。あの11年間の日記の山とか、26万円分の豚の貯金箱とか、あの執念はマジで尊敬するわぁ。……あ、もしかして、他にもまだ私が知らない『コツコツ続けてること』ってあったりするの?(上目遣い)」
はい、釣れました。🎣✨
私の絶妙なヨイショトークで完全に気持ちよくなった旦那、ドヤ顔をキメて語り始めました。
「フッ……実はさ、俺、お気に入りの飲食店で『常連の向こう側』に達してるお店がいくつかあるんだよね」
……出ました。
そういえばこの男、最近ダイエットのために「お昼ご飯をポップコーンにする」という、これまた極端すぎる生活を半年も続けているのですが(笑)🍿、それ以前の外食全盛期に、地で行くエピソードを積み上げていたそう。
なんでも彼が言うには、常連の世界には「3つのレベル(階級)」が存在するらしく、これと決めたお店で同じメニューをひたすらリピートし続けた結果、おかしな領域に達してしまったとのこと。
主婦の皆さま、旦那の誇らしげな「常連3大プロフェッショナル認定」を、どうぞお聞きください。
🥉 レベル1:うどん屋さん(初級の先読み)
いつものメニュー: かけうどん + おにぎり(梅)
旦那曰く、このレベルに達すると、お店側との阿吽の呼吸が始まるそうです。
注文を聞きにきた店員さんに対し、旦那が「かけうどんと、おにぎりで……」と言った瞬間、次の言葉を遮るように店員さんがニヤリ。
「……梅、ですよね?(キラーン)」
「そう、それです」と返す旦那。
自分の好みの具(梅)を店員さんに完全に見抜かれた時、彼は「フッ、俺もここまで来たか」とレベル1の称号を手にするそうです。
いや、もったいつけずに早く梅って言いなよ。
🥈 レベル2:チキンカツ屋さん(中級の完全先制)
いつものメニュー: チキンカツ(並) + ご飯少なめ + キャベツ少なめ
注文がちょっと細かいこだわり仕様。
しかし、レベル2ともなると、旦那が席について口を開くことすら許されません。
メニューを聞きにやってきた店員さんが、旦那の顔を見た瞬間にこう言い放ちます。
「チキンカツ並、ご飯とキャベツは少なめで……よろしいですね!?」
もはや確認という名の宣告。
旦那はただ「あ、はい」と深く頷くだけ。
「注文文言の完全ノーカット先読み」が行われるのが、このレベル2の境地だそうです。
そこまでお腹のスペース削るなら、カツも少なめにしなよ。
🥇 レベル3:インドカレー屋さん(神の領域・無言の調和)
いつものメニュー: ランチAセット + チーズナン + アイスコーヒー
そして、ついに到達した最高峰のレベル3。
ここにはもはや、言葉すら存在しません。
旦那がお店のドアを「ガラッ……」と開けたその瞬間。
厨房の奥から、インド人(あるいはネパール人)の店員さんが、旦那とバチィィィッ!と熱い視線を交わします。
店員さん、無言で深く頷く。
旦那も、無言で静かに頷き返す。
——注文完了。
席について数分後、そこには湯気を立てたチーズナンとアイスコーヒーが、何事もなかったかのように運ばれてくるそうです。
……いや、どんだけ通い詰めてんだよ!!!爆笑
会話のキャッチボールすら放棄して、異国の地の方と目線だけでカレーを発注する男、それがわが家の旦那です。
打てば響くように面白いネタが出てくるあたり、やっぱりこの男のブレーキの壊れ具合は裏切りませんね。
皆さまの旦那様も、どこかのお店で「無言のアイコンタクト注文」をキメていたりしませんか?🍛✨
🎁 おまけ:この男に「季節」という言葉は通じない件
皆さま、見てください。
これ、7月8日レシートです。
……えーっと。 外はもう、立派な夏本番なんですけど? 「ホットの抹茶ティーラテ」が、またしても安定のスタメン入りを果たしている件について。
いや、もう7月ですよ? 季節感どこに置いてきたの? 周囲がフラペチーノで涼を求めている中、彼は一切ブレることなく、この蒸し暑い日にも熱々の抹茶を愛おしそうに啜っておりました。
この男に「季節」という概念を教えるのは、そろそろ諦めたほうがよさそうです……(笑)。

