ご覧くださりありがとうございます
こちらの続きです
私が小学生高学年の頃
祖父は入院先で
心臓が一時止まったのですが
そんな入院期間中に見た夢を
退院後にポツリと
私に話してきたのです
これを綴る目的は
怖がらせるためではなく
そのような世界に
行くことにならぬよう
私たちが今の生き方を振り返り
更に人生が豊かになるための
機会になればと
考えここに書いております、が
ショックを与えかねない内容もあるので
その辺は自己判断でお願いします
祖父の体験を聞いた中で
特に2つの話が
今でも強く記憶に残っています
まずひとつ目の話をすると
気づいたら祖父は
蒸気機関車の乗客席に独りで座り
外の景色はたしか草原だったと
言っていたように思います
そして気がつくと
鼓笛隊が演奏し車掌さんと共に
祖父の居る車両に行進してくるのですが
みんな無表情で
楽しいとか賑やかとは違う
行進なのだそうで
そう思っていたら蒸気機関車や
鼓笛隊や車掌さんも
カステラを一食分ずつ切るように
車両の端の方から順に
スパッと空間ごと割れたかと思うと
その断片が勢いよく地面よりも下へと
落下していき
また端の方がスパッと切れて落ちて。。。
という具合に
どんどんどんどん祖父に近づいてきて
最後は光のない空間の中に
祖父1人だけになってしまったんですって
この話を聞いた時は
祖父にはもちろん言えませんでしたが
その頃テレビで見た僅かながらの知識で
花畑とか三途の川などに
既に他界している身内が
立っていて。。。という
どこかホッとするような臨死体験とは
真逆すぎたため
そこってもしや地獄的な所じゃ
と頭によぎったのですが
そんな中
祖父は更に話を続けるのです
続きます
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(すてあじゅえりー)
《創作》
ヒカリノ魔法具店
店主「天ちゃん」と申します