ご覧くださりありがとうございます
金縛りにあっていることに
3分程の時間を要し
ようやく理解した私
全く身動きが取れず
上に跨られていて
しかも相手方の膝の
重心の掛け具合が
リアル過ぎる件
挙句の果てに
私アイマスクしているため
無駄に恐怖マーックス
ちょうど自分の部屋の
薄い造りのドアの前が
共用洗面所になっていて
そこに違う学科の先輩たちが
幸運にも通りかかり
自分の部屋のドアには
鍵も挿しっぱなしで
すぐにでも駆けつけてもらえる状態
なのでここは
助けを求めようと思い
「た、助けて~」と
叫んでみたのですが
金縛りってやはり声が
出ないものなのですね
何度か挑戦したものの
かすれ声がやっとでした
なんとかこの場を脱出しようと
必死にもがく私を見て
跨っている女オバQは
「ふふっ……」
と嘲笑ったかと思ったら
そっと私の両手を
私の顔の両サイドに移動させ…
まさかのまさか
両手カップル繋ぎを
してきたぁぁ
私は緊張感MAXのまま
2人はアイマスクを介して
見つめあっている状態でしたか
数分たっていくうちに
どうせなら
綺麗系なお姉さんだと
嬉しいけど
嘲笑ってた声も可愛かったし……
とか少しずつ恐怖より
好奇心が高くなりつつある私
更に時間が経ち
その好奇心は女オバQの
手に向けられます
そういえばオバQなのに
手って冷たくないものなんだなぁ~と
そんなことを考えながら
握られた手をサワサワ〜っと
撫でてみました
「この人華奢なお手手だなぁ〜
お肌のキメも…悪くない」
なんて思いながら
サワサワサスサスしていたら
相手方の女の人も
何故か手をニギニギして
返してくるのです
ここだけ見たら
ただのイチャつくカップル
恐怖心も消えてきましたが
10分近く待っても
展開が変わらず困る私
恐怖心も薄らいできたのに
何故消えないのだ女オバQ
今後の対応に戸惑いつつも
とりあえずこのままだと
完全に乗っ取られる気がしたので
ひたすら心の中で
「あんたなんかに負けないわよー!」
と逆ギレモード全開で
ひたすら念じまして
ようやく解放されました
まぁここから1年半ほど
この女オバQには
ガッツリストーカー(憑依)
されてましたが
この女オバQのお陰で
さとちゃんと出逢い
(若き日お世話になった霊能者さん)
今に至る事を
この記事を書いていて
気づくことができました
と話は戻りまして
こんな感じで
カップル繋ぎを経験しました
ある意味たいへん稀少な
体験だったなぁと思います
笑えると思ったのですが
怖いと感じさせてしまったら
ごめんなさい
こんな事書いておいてなんですが
死んでる人より
生きている人の方が
やっぱり怖いなと
今まで生きていて
常々感じます
恨み・妬み・嫉みは
自分の心に寄せ付けないこと
そして自分のライバルは
昨日までの自分
昨日の自分と日々競り合い
自分磨きを
共に楽しみながら
頑張っていきましょーね
最後までお読みくださり
ありがとうございます
Steoa jewelry
(すてあじゅえりー)
《創作》
ヒカリノ魔法具店
店主「天ちゃん」と申します