昨年の秋
義実家へ遊びに行った所
「最近深夜に異臭がして起きるのよ
」
と義母さんが私たちに
言ってきたのです
その頃ちょうど義母さんは
怪我をしていて階段が大変なので
就寝時はリビングに布団を敷き
寝ていたのです
寝られなくなるほどの異臭だそうで
義母さんは異臭の出処を探そうと
リビングを調べたそうなのですが
どうもワンちゃんのお骨のある辺りで
異臭が強くなるらしく
万が一腐ってたり…なんて事は困ると
思い切って骨壷を空けて
中身を嗅いだそうな(笑)
もちろん中身は何も臭わず
もしかしたら外から異臭が
入ってきているのかもと思ったそうですが
窓は空けて寝ておらず
こんなにリビング中に
異臭が充満するなら
2階で寝ている義父さんも
気づくはずなのにと義母さん
日中は異臭はせず
決まって深夜なのだそう…
気になったので
ワンちゃんのお骨の所に立ち
意識を合わせてみると
微かな異臭がしましたが
今はこの場にはいないようでした
いつも義母さんには
見えない世界関連の
気づいたことがあっても
聞かれない限り言わないのですが
このままお骨を放置すると
さらに何かが起きると感じたので
腹をくくってスピ嫌いな義母さんに
「お義母さん、この臭いは
見えない世界からしていた臭いです
」
と私がわかる限りのことを伝えました
詳細は控えますが
実は異臭事件の数週間前
義妹ちゃんにとって
悲しい出来事があり
義母さんもそれが間接的な原因で
怪我をしたのです
そうなってほしくないから
ずっと私の旦那さんを通じて
忠告はしていたのですが
回避することが出来ませんでした…
臭いは義母さんが
私たちにポツリと呟いた日の夜から
パタリとなくなったとの事で
今回の臭いはオバキューが居てというより
ご先祖様やワンちゃんが警告として
知らせてくれたのだと感じました
が(笑)
やっぱり義妹ちゃんの説得は難しく
今年に入ってもやはり
状況は変わらないままでした
いつもの義妹ちゃんはとっても優しくて
いい子なのですよ
でも見えない世界の話は
理解しがたい事も
あるのかもしれませんね
こういう時いつも歯がゆくなります
そうこうしていた矢先
義妹ちゃんにとって
昨年以上に哀しい出来事が起き
更には義妹ちゃんの旦那さんまで
体調を崩し入院してしまったのです
(余談ですが私も春先から入院していましたが
これとは全くもって別件です
)
私の旦那さんにも
私が見えたことや感じたことを伝え
今回は義母さんだけでなく
義父さんも同席している時に
旦那さんと私と2人で
もうこれ以上このままに
しておかない方が良いと
真剣に伝えました
とは言え
義妹ちゃんを説得するのは
やっぱり難しい事もわかるので
やっぱり現状を変えることは
難しいだろうなと半ば諦め
ただこれ以上何も起きないよう
願うばかりでした
それから約２カ月経ったこの前の日曜
久しぶりに義実家に遊びに行ったのですが
玄関のドアを開けると「……あら
」と
思わず立ち止まり辺りを見回しました
続きます
Steoa Jewel*ﾟ(すてあじゅえる)
店主「天ちゃん」と申します
