こちらの続きです
どんな事が起き出したのか……
の前に全体の流れを説明すると
義妹ちゃんは日頃
ワンちゃんのお骨の一欠片を
ロケットペンダントに入れ
持ち歩いているのですが
お骨全てにワンちゃんの魂があるから
納骨は絶対しないという考えで
義母さんが説得しても
聞く耳を全く持たなかったのです
私の中でう~んと思っている点は
リビングにあるお骨周りの
掃除や管理は
義妹ちゃんじゃなくて
義母さんがしてるんですよ
ワンちゃんが亡くなって数年は
義妹ちゃんもお花を飾ったり
お世話をしていたのですが
ワンちゃんが無事あの世に向かった
5年前前後から義妹ちゃん
手も合わせるわけでなく
全く何もしていないんです
置いておきたいと言っている本人が
掃除など何もお世話しないってのは
それこそただの骨として
置いてあるだけなので
この場のエネルギーが
落ちていくだろうなという心配が
ありました
なんせ義実家の裏のアパートは
いわゆる心理的瑕疵物件だったり
数件先では高齢の方が火事で
お亡くなりになったり
その他昔から色々な事があり
この地域全体なんだかどんより
空気が重いエリアなので
余計に心配だったのです
話はちょっと逸れますが
結婚した頃に同居を提案され
失礼ながら
この場所に住むなんて
私は絶対無理っっ
と思い視えない世界的に
断固拒否をしたことが(本当に失礼 笑)
そして3年前のこと
義妹が結婚を機に
実家を出ることになったのです
私たちは皆一致で
お骨も持っていくんだろうなと
思っていたのですが
新居も実家と同駅と近いのに
待てど暮らせど
持っていく気配がありません
義妹ちゃんの旦那さんも
(お骨を家に置く事を)許可しているので
義母も持っていったら?と
言ったそうなのですが
色々な理由をつけては
持っていかないのです
義妹ちゃんからの提案で
義実家の敷地内に
お骨を埋めるという案も出たと
義母さんから聞き
このどんよりした地域で
それしたらもっと家のエネルギー
落ちるやんっ
即座に「ダメ絶対」と
どっかのポスターの如く反対
そんな感じでズルズルと
実家のリビングの床に
変わらず骨壷がありました
義妹ちゃんが結婚してまもなく
第1子が誕生し
楽しそうにしている姿を見ると
いつも決まってお骨がポンっと
脳裏に浮かぶのです
でも私には義妹ちゃんに
直接お骨のことを言える事も出来ず
このまま何も起きなきゃいいなと
願うばかりだったのですが…
視えない世界なんて信じないと
常日頃言っている義母が
(なので私は義母に
そっちの話は基本してません)
「最近寝てると異様な匂いがして」
と言ってきたのです
続きます