最近、めっきり涙脆くなってしまった。
おくりびとで泣き、GOOD LUCKでも泣き、高校野球で泣く。
しかし兎に角、今年の決勝戦は凄かった。
9回表の日本文理の攻撃は何だろうか。
あれは技術云々ではなく、まさに気持ちだ。
奇跡の逆転を、全員が心から信じたからこそ
あそこまで打線が繋がったのだろう。
けれど、球場全体が日本文理の応援に回ってしまった中で、
逃げ切った中京も偉い。
よく踏ん張った。
私がマネージャーをしていた野球部の最後の試合を思い出したよ。
点差こそ、最終的に5点に開いたが、
やっぱり最終回の攻撃は感動的だった。
あの打球がレフトの頭を越えていれば・・・と
未だに思い出すけれど、もう過去の出来事なんだな。
今年の甲子園で、初戦で敗れたチームの選手が言っていた。
「自分たちは、県大会で勝つために練習をしてきた。
けれど、甲子園で勝つための練習はしていなかった」と。
なんと素晴らしい言葉だろうか。
悔しさでいっぱいだっただろうが、潔く自分たちの負けを認め、
冷静に実力の差を受け止めた言葉だ。
彼が日々の練習の目的や意味を理解して、
真剣に取り組んできたことが、この言葉だけでわかる。
全員が共通の目的を持って、
そのためにあらゆる準備をして、
それが出来ると確信して初めて、達成できるのだろう。