速攻スタンダール -22ページ目

速攻スタンダール

ローズ木更津の日記―インド・ムンバイ編 猫付き

観たい映画が幾つかある。


今度日本帰った時にやっているか分からないけど、

『パレード』。


行定勲監督ですね。


彼の映画も割と好き。

と言ってもそんなにたくさんは観てない。


かなりメジャーな映画も作っているから、

天邪鬼な私はあえて観てなかったりする。もったいない。



一番覚えているのは

『贅沢な骨』という映画だ。

麻生久美子と永瀬正敏が出てるやつ。


すごくいい!と思ったけど、いまいち内容を覚えていない自分。

でもなんかすごく良い雰囲気の映画だった。




新作の『パレード』はどんな感じだろうか。

邦画嫌いのおすぎさんが褒めてたね。


吉田修一原作の青春群像劇が、ホラーチックに描かれているらしい。

興味湧きまくりですね~。

しかも藤原竜也が主演と。

実は結構好きだったりする。



うーん、観たい。



何でこんな映画熱が上がったかって、

『ラブ・アクチュアリー』をまたまた観たからだ。


今回は英語字幕で観るようにした。

ストーリーや一部のセリフの意味は完璧に覚えているので

まっっっったく聞き取れないけど、問題無しだ。



字幕なし吹き替えなしで観てみたいものだ。





ジョゼももう生後6カ月。


予防接種を受けなければならないなあと思いつつ、

なかなかタイミングが合わず、病院に連れていけないままだった。


しかし少し前から、ジョゼの顔周辺に小さなハゲが出来るように。

治ったかと思えば、今度は違う場所にハゲが出来る。

しかもちょっと痒そう。


それにいつ発情期が来てもおかしくないし、

避妊手術についても聞いてみなければならない。



そこでようやく重い腰を上げ動物病院へ。


私達が行ったのは、ジョゼを飼い始める時にお世話になった病院。

私は初めて行く所なので、色々想像していたけれど、

思ったよりも綺麗で明るく、まあまあ清潔感ある病院で一安心。

(あくまでインド基準で)



超デブな犬たちはいるし、インド人の子供にもちょっかいを出され

ジョゼもビビってしまい、めちゃめちゃおとなしい。

まあ暴れられるよりはいいか。

(もちろんちゃんとフタ付きのカゴの中に入ってはいるけれど)



で、いよいよ診察。



先生は若くて感じの良い女医さん。


こちらから聞くよりも先に

「避妊手術はまだしてませんね?」と。

ああどうもありがとうございますおっしゃるとおりです。


で、この病院でも手術できるとのこと。



インドでも出来るんだ!!!

ひとつ大きな悩み解決。



狂犬病の予防接種を打ってもらう。

15日後以降にもう一度打つとのこと。

(しかし日本の検疫所HP等を見ると、30日以上経過しなければならないらしい)



注射のときに痛くてびくっとしたジョゼが、可哀想だけど可愛過ぎて

写真に撮らなかったことを後悔。



予防接種が終わってさらに15日後には手術が出来るそうだ。



ハゲに塗る薬も教えてもらう。



マイクロチップも手に入るらしい。

(日本に輸出する際には、マイクロチップ装着後に最低2回の狂犬病ワクチン接種が必要。

うちは帰国がまだまだ先の予定なので、今回は先にワクチンを接種。)


一挙に問題解決。




いやいやいや、インドでも問題無く猫飼えますわ。


先走って飼い始めたけど、何とかなるもんだね。




自宅から1時間くらいかかる病院だけど、

スタッフや獣医さんの感じも好いし、信頼できそうだし、

これからもこの病院にお世話になりたいなあと思えた。




ジョゼはしばらく大変な思いをするだろうけど、

頑張ってくれとしか言いようが無い。


速攻スタンダール

角田光代著。




たった今読み終わったこの感動が醒めないうちに。


最近読んだ中で一番好きだと思った本だ。

ブックオフで半額で買ってごめんなさい。



30代の主婦と女社長が対照的に描かれている。

けれど、「対岸」ではあっても、決して繋がっていないわけではない。


みんなかつて青春(という爽やかな言葉では表せないが)を生きて、

その若さは本当に危うい。

もうそれは本当にギリギリのところで突っ張っていて、

ほんの一瞬で弾けてしまう。



すべてがどうでもいいとか逃げ出したいとか、

いったいあの頃の私は何に追い詰められていたんだろう?


私はいま偶々ここに居るけれど、

ちょっと踏み外したら、どこに行っていたんだろう?




狭い世界で繰り返す毎日があって、

未来はある程度想像できてしまって、

でもなんかまだ希望はあるように思えて、

何をしたらいいのか分からずに焦りばかりがある。



葵とナナコが特別なのではない。


やっぱりみんなそういう感じだったんだなーと、

この作品には妙な安心感や懐かしさがあった。




でもよく考えたら、あの頃想像してた10年後、

自分がインドで生活してるなんて1㎜も考えたことなかった。



未来なんてわからないものだ。


もしかしたら、踏み外した結果なのかも知れないし。


きっと違う未来もあったけれど、

ちゃんと自分で選ぶことが出来てここに居るわけで。



それはやっぱりちょっとは乗り越えたっていうことなんじゃないのかなと。

きっとこれからもちょくちょくあるんだろうなあ。





この本は大事にしようと思う。

解説も素晴らしい。