速攻スタンダール -14ページ目

速攻スタンダール

ローズ木更津の日記―インド・ムンバイ編 猫付き

さっき書いていた記事が消えてしまったからやる気を失くしてしまった。

だから最近読んだ本の感想文にする。


山田詠美の『学問』。

この人の本でハードカバー買ったのは初めて。

というか彼女の本を買ったのが初めてだったかも。

高校時代とかに図書館や友人から借りてばかり読んでいた作家だ。


この本も、まさに山田詠美って感じだなと。


なんか、世間の中高生とかってこんななの?

と昔から疑問に思っていた。

そりゃあ思春期だけど、

だからってこんなに暗くて不健康な雰囲気をまとっているのだろうかと。


そんな訳ないんだけど。

だからこそ小説として特別な物語になりえるんだろうけど。



でも私が幼過ぎる人間だったのかも知れないなとも思う。

周囲は着実に成長していたのに気付いていなかったのかも。




本の内容に関して言えば、

「テンちゃん」という少年がどこか掴めない、不思議な存在だ。

最後まで彼が何を考えていたのか、求めていたのかはほとんどはっきりとは書かれない。


面白いのは、5人の人物の幼少期~高校時代と

最期の様子は描かれているのに、

その途中がきっぱり排除されいるところだ。


彼らがどのような大人になって、

どんな人生を歩んでいったのかはとても興味があるが、

結局彼らの核となっているのは一緒に過ごした子ども時代なのだろうと思う。




いよいよ今年も甲子園の季節。



残念ながら私の母校は出場できないけれど、

九州勢には頑張って欲しい。



昨年の決勝戦は未だに忘れられない。


最近は東北とか北海道勢が結構勝ち残っている気がする。

冬の練習が困難な地域でも、きちんと準備が出来ているんだなあ。

すごいことだ。




またいつか甲子園で観戦したい。

あのサイレンを聞いただけでちょっと泣きそうになる。

ビールのせいだけじゃない筈だ。



ピッチャーはやはり一番注目されるけれど、

個人的には二遊間の連携プレーも好きだし、

キャッチャーが一生懸命ピッチャーを支えている姿も泣けるし、

外野が必死でランナーを刺すのも興奮するし、

誰も取れないようなバントを決めるのもぞくぞくするし、

スクイズを決めるのも、バッテリーが外すのもどちらの期待してしまう。




とにかく、選手たちが思い切りプレーができますように。



以前あるパーティーでたまたま知り合ったインド人の方に、

「子どもたちと触れ合うようなボランティアがしたい」

と話したところ、そういう活動をしている団体を紹介してもらった。


それは、インド在住外国人女性の為のグループで、

ボランティアだけではなく

趣味(カードゲームや読書など色々)の集まりがあったり、

コーヒー飲んでおしゃべりをしたり、

妊婦さんや小さいお子さんがいる方をサポートしたり、

とにかく、ムンバイ生活を充実させましょう!という感じの団体。


「日本人会」に対して言うと、「外国人会」みたいなもの。



最初に集まりに行ったときには

ひとりぼっちでかなりアウェー…な感じだったけれど、

ここでめげてはいけない!と思い、

先日念願のボランティアに参加してきた。



Orphanage(孤児院)と聞いていたけれど、

School for Children on Destitution? うろ覚え…

(直訳:貧困層の子供の為の学校)

とゲートに書かれていたので、正確にはどういう施設なのかよくわからない。

バタバタしていて他のメンバーにも聞けなかったから、

次回聞けたら聞いてみようと思う。



ボランティアのメンバーは5、6人くらいで、

私以外は毎回来ている人達らしく

子どもたちともすごく仲良しで、さすがに扱いも慣れている。

その日は、紙皿を使って魚を作る工作を教えた。


子どもたちは20人以上いて、男女半々くらい。

みんな小学校低学年(それ以下?)~中学年くらいだと思われる。




学生時代にも児童相談所にインターンで行ったことがあるが、

そういう施設にいる幼い子供は、すごく大人の注意を引きたがるように思える。


基本的に子供は「自分を見て欲しい!」という気持ちが強いと思うけれど、

とくに親との関係が上手くいっていなかったり、

愛情を受けた経験が無かったりすると、

その気持ちがより強く表れるのではないだろうか。


専門的な知識が無いので何とも言えないが、

とにかく先日行ったその施設でも、同じような印象を受けた。



もちろん、私たちは愛情を持って子どもたちに接するんだけど、

やはりある程度の距離を保つことがお互いにとって大切だと感じた。


私は彼らの人生を背負うことは出来ない。

けれど、すごく短い時間だとしても彼らと関わることに対して、

僅かでも彼らの生活に影響を及ぼすことに対して、

責任は持たなければならない。



意識せずにいい距離感を持てるようになりたいなあ。