霊に憑依された。
エレベーターに乗り込んだら、
壁か窓かよくわからんけど、そこに人が映った。
エレベーターには私以外にもう一人いたけれど、
明らかにその人ではない姿だった。
怖くはなかったけれど、
ああ、やばいなと思った。
しばらくすると、
どん!と身体に衝撃があって、
すーっと血の気が引く感じがした。
高い所に上ると、足元がずんとするあの感じ。
私の意識は身体の外に追い出されそうになる。
必死に抵抗するが、どうしたらいいかわからない。
憑依された私は、もう一人の乗客に襲いかかっているようだった。
彼は必死にお経のようなものを唱えていた。
ここで目が覚めてしまったけれど、
あの感覚ははっきりと体験として残っている気がする。