むすめが可愛がっている黒猫のぬいぐるみを勝手に抱っこしていたら、それを見ていたむすめに
「今度生まれかわったらぬいぐるみになりたい。何も出来なくても可愛がってもらえるから」
と、いわれた。


こんな風に思わせちゃいけないと。
胸に刺さった。
期待は肥大し続けて、いつの間にかこどもの心を傷つける。
子供に自分の価値をわからなくさせてしまう。
何者とも比べられないくらい素晴らしい存在だということを。


わたしは恵まれ過ぎて、見えなくなっているのかも知れない。
床をよじよじハイハイして、椅子の下に潜り込み、にこにこしていたあの、可愛らしい赤ちゃんだったむすめが、今、無事にすくすくと育ち、ひとりで初めての競争に挑もうとしている。

それだけで充分ではないか

いやいや、競争もしなくたっていいんだ。
ほんとは。


ようく、やってるよ。
元気に、生きて、いるだけで明るくなる。

ぬいぐるみじゃなくて、子供を抱きしめよう。
全身で。全霊で。

ごめんね。
ママまだまだ成長期です。
一緒に大きくなっていきましょう。