生体反応部屋の中に一人でいる時誰の気配もないけれどやもりが一匹、箱の中の穴ぐらの中にいてすやすやとでもいうように眠っているやもりは私の声に応えることはないそれでもおやすみとかおはようと声をかけるとき私は一人ではないのであるやもりが夢も見ずに眠るときそこに生体反応を感じて生き物がそこにいるとおもうだけでその箱は橙色の熱を発しているなんでもないような小さな生き物であれそこに何かが息づいていると思うだけでああ、よかったと息を吐くのだやもりが私の名前さえわからなくても