色白の彼の手はすんなりとしていて

背の高さに見合った長い指をしていた

男の人のどこにどきどきするかと訊かれたら

わたしは

たぶん

「手」と答えるだろう

力強くごつごつした男らしい手ではなく

彼の手に男性を感じてしまった

というのは誰にも言えない

ぼんやり見てたら無意識に指に触れてみたくなって

自分の指を絡めてみたくなった

そうゆう欲望

まだ私の中にあったんだ

って少しびっくりした