花粉のせいで黄色味をおびたような空気になって、ああ、春がきたんだなと思います

春は好きですか

わたしはあまり好きではありません。木の芽どきはなんとなく動悸がするような、ふわふわするような、自律神経がデリケートになってしまうような気がするからです

でも、やはり好きなのかも知れません。どっちだよ。のびていくばかりの昼間の時間。あたたかい陽ざし。土がやわらかくなっていく。

もう、おひなさま、今年はいいやろーと思っていたら、むすめはやはり飾りたかったようで、今更、ほんとに今更ですが、飾りました

ああ、これで、ちゃんとお嫁に行けるさとか安心しているようなむすめを見て、一度は結婚してみるのもいいかもねっと心の中でつぶやく。おっと、そのまえに来週にはもう片付けないと(むすめが)かたづかなくなっちゃうのかと思いなおす。別に急いで片づけようとも思わないのだけど

箱から出された姫さんと内裏さん、数日間の逢瀬になってしまい、すみません。これでは織姫さんと彦星さんなみのデートですね。うちは内裏雛だから二人だけで済むんですが、五人囃子までいるお宅などは、もう一仕事だよなあ。姫と旦那、三人の官女、五人編成のバンドで計10体か…。ふう。うちはコンパクトなのを贈ってもらって正解であったと思うのです

ひなまつりの曲のオルゴールに差し込んでた、むすめが腹ばいで笑っている10年前の写真を見て、これがあのようになるんだあと数秒ほど時間旅行してきたような気分になりました

きみ、ほんとにあのときの赤んぼうなの?

どこかに出かけたくなるような昨日の陽気から一転、くそ、だまされた、まだ冬か、といいたくなるような今日の日よりです。

もう薄暗いまま一日が過ぎることでしょう。はて、あすこのスタバのココアはおいしいと言ってる人がいたので飲んでみたいのですが、行くのも面倒か。

バスに乗っていく。ほんのすこしの距離を走っては止まりを繰り返すワンマンバス。降りますと押せば灯るブザーの赤紫色が規則的に並ぶ。ゆらゆらと不安定な空間の中で、灯る。誰かが降りる、誰かが乗ってくる。
三月、バスに乗ってどこかに行きたい。菜の花がたくさん咲くところにいきたい。ぽわぽわとして、モンシロチョウが舞うのを見てみたい。

そのうち計画なんかたてないで、朝の天気予報だけ見て出かけたいと思います。

砂糖を入れないけど、少し甘いココアが飲みたいな