コレクションしているものはありますか?私自身は特にそういったアイテムがありません。

赤瀬川展のことをまとめて書くのは大変だ。すごく長くなってしまいますね。やめておきましょう。分厚い図録を買い損ねてしまいました。そこに全て書かれていましたが、自分の眼で本物を見るという体験こそが肝心であり、お財布にわずかの現金とクレジットカードしか入っていなかったことをあまり悔いないようにしようと思います。

図録、2300円也。おひとりさまでは誰かに借りることもできず。あれ?カードも使えたのか、もしかして。

…しょうがないとして。記憶に残った展示を少しずつ書いておくとします。

むすめが小学校に入ってから集めていたものの一つに、使い切ってちびた鉛筆があります。

今はあまり頓着しなくなりましたし、芯の硬さがハードになるにつれ、ちび度も軽くなってきました。←あまり短くないってこと。
長さ三、四センチくらいになり、手動の鉛筆削りで削るのも困難になってくると、ようやくお役御免です。

そんな鉛筆がジャムの空き瓶にこちゃこちゃ入っていたことを展示を見ていて思い出しました。

作品は8室13番の「最後まで使い切ったチビ鉛筆のビン詰」でした。

周りから見たら不要品に過ぎないようなものでも当人には手放し難く、時間を経て、本人が何かにおいて名をなすことによって(笑)、一つの作品になってしまうのねえ。と感慨深いものがありました。

捨てることをよしとしてましたけれど、取っておきたいものは取っておけばいい。自分にも周りにも処分を無理強いしないでおこうかな。

二センチ以下のチビ鉛筆たちは本望だったのではないでしょうか。スポットライトを浴びて。