今月末から千葉市美術館で『赤瀬川原平の芸術原論展~1960年代から現在まで~』が始まる。

結局、静岡に新幹線に乗ってまで行く時間もお金もなくて、美少女展は見に行けないまま終わってしまう。次の会場は石見美術館(島根県)だから、なおさら無理だし。しゅん…

ま、気を取り直して。というか、先日プラネタリウムを見に行ったとき、通路にあったチラシ(もっとましな言い方があったような気はするが)を見つけた。

それが、赤瀬川原平展である。

戦後の現代美術の先端を走り続けた(過去形でいいのか!?)赤瀬川原平氏のこれまでの活動を一度に眺めることができる、嬉しい展である。

ちくま文庫でその片鱗を、なんというか芸術の守備範囲はどんだけ広いんだろう、あるいはいい加減(笑)なんだろうと面白おかしくながめていたけど、一堂にその世界が集まれば、おそらく現代美術をぐいーんと魚眼レンズで見るような感じがするのではないかと予想している。

具体的にあげるなら、カメラあり、漫画あり、トマソンあり(これ好きだ)、偽札あり…と多様でありながら、おそらく一つの何かが浮かび上がってくるのではないかという。

トークショーも会期前半の毎週末に行われるようで、南伸坊氏が出演する回は見てみたいけど、先着150名に入れるか微妙なのでわからない。

NHKの日曜美術館で紹介されると、もうどうしようもなく混雑するから(どの展覧会についても同様だけど)早めに見に行くのがいいと思う。

反体制というのがひとつのキーワードになると思う。本を読むとむしろゆるい感じがするんだけど、若いころの赤瀬川氏はやることがとてもとんがっていた。年月が過ぎ、こうして美術展が開かれるというのは、毒気が薄まったからなのかなあとも思うけど、ちらしを見る限り、非常に力を入れた企画展のように思う。

ちょっと遠いけど、行くだけのことはあると思う。わくわく。

赤瀬川原平の芸術原論展