えー、ワイルドスピードmega MAXは、10月1日から公開される

自動車暴走野郎映画であります。

さて、その先行上映が土曜日日曜日あたりありましたので、

そちらに行ってきました。その感想をば。

http://mega-max.jp/

(公式サイト)

 

 

ワイルドスピードシリーズというのが、

おそらくTSUTAYAさんの映画ビデオコーナーに行けばあると思うのですが、

そのうちの

「ワイルドスピード」「ワイルドスピードMAX」の二作の次が

この「ワイルドスピードmegaMAX」であります。

その亜流として「ワイルドスピードx2」と「ワイルドスピードx3」があるの

ですが、

主人公がちょっと違う点で、私は見てません。

 

主人公は二人いて、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)と

ブライアン(ポール・ウォーカー)ですが、

ドミニク=犯罪者なのに、

ブライアン=FBIという、敵対関係から入ったのが「ワイルドスピード」


そしてなんの因果がめぐって(笑)か、

FBI捜査官がドミニクのドライビングテクにある意味惚れて?

そしてドミニクの妹(めっちゃ美人)のミア(ジョーダナ・ブリュースター)に

惚れてしまって、FBIから一転犯罪者になっちゃったブライアンの話が

多分「MAX」なんだと思います。(うるおぼえ)

ちなみにこの「MAX」のほうで使われてたピット・ブルの音楽には

愕然としたわ。「ブランコ」(たぶん白っていう意味)なんだけど

これ聞いて本気で馬鹿やろうとしてる映画としか考えられんと思いました。

何が白かは訳をネットで拾ってください。笑うから。

http://movie1.search.biglobe.ne.jp/video/watch/b3f436bef3eb1436

映像↑

 

 

さて、この映画は、そういうだんだんドミニクファン??的なものが

増殖していく映画なんですが、

ドミニクのいい男ぶりが発揮される点が

ドライビングテクと

アクションと仁義

の三点に集約されているといえるでしょう。

あと、主役を抜きにしても、

 

①ただひたすらカッコいい自動車が暴走しまくり

②たっかいところから、無謀にも落ちたり

(しかも暴走車に乗って)

③ドカンと爆発しまくり、

④目が潤うような美女がわんさと出る

 

という4点はいつものお約束で完璧に踏まえてます。

(この4点は相互に絡み合う仕組みでもある)

 

それだけでも結構踏まえるのは大変なので、

お金はさすがに180億かかっていますが、

一市民として180億を共有できる映画としては

最高に娯楽作品としてつくられています。

 

さて、そろそろネタバレするのですが、

 

その前にこの映画を見に行く人には言っておきたいことがある。

すなわち、

この映画を見るときは

8歳の少年のような

気分で見る!

これに限ります。

 

そうでないと、全然面白くありません。

むしろ8歳少年の心をもたない人がみても

なんらつまらん映画となりましょう。

 

さて、なぜ8歳少年が~と書きましたかというと、

映画を見に行ったとき、後ろの席に親子づれ

(しかもたぶん父おらず母親と息子)

がいたんですが、

ホント私はほとんど、その少年(8歳くらい)が「おーっ」とか「あっ」とか

「すげー」とか言ってるときに

右に同じ。

と思ってたから(笑)


 

時々、こういったアクション映画は面白くないという方もおられるので、

私は不思議なのですが

たぶん考えるに、

アクションを楽しむというのは、わりと即物的な面を持ってる必要が

あるのかと思ったりもしたですよ。

 

たとえば、単純に車の形を楽しんだりするのもそうなんだけど、

あるいは速さとか、ドライビングテクとかもそうなんだけど、

私の場合はアクション一つみても、

単純に自分には出来ないということが

確実に理解できるから、

すごいなーと思うのであります。

そしてすごいものを

見てみたいという、

単純な欲求がないと

おそらくアクションを見ても感動せず無意味なんだと思う。

 

と、考えてみましたが、

あくまで一考察です。

本当はアクションてもっと奥が深いと思うけど、

あんまり頭がっちがちで見ると、まったくつまらん映画として見えると思う。

だからふつーに

「何アレ超色気ある美女すっげー」

とか

「うわ、死ぬ死ぬ。壁あたる車」

とか

「何アレ超暴走金庫wwウケる」

とか

「あの場所から落ちるとかありえねー」

とか

そういう感じで見る必要がありましょう。

(なんだそれ・そしてちょっとネタバレ)

 

でも、ワイルドスピードシリーズがアクションだけの筋肉映画でないところは、

主人公のドミニクの人柄と

それをとりまく人々の感情的な面も

ちゃんと描かれているという点。

 

こういうところがある映画は、

けっこう少ないんで、

パンフレットに相馬 学さんが書いていたけど

ハリウッドの初期作品から次回作をつくる過程で

時間をかけずにいきなり巨額投資してしまい、

次回作映画を潰したりしてしまうという

やり方を指摘しているのは

まったく同意であります。

 

こういうことをしてしまうから、

こういった筋肉映画で感情的な面が欠落した

なんかよくわかんないものができてしまったりするんだと

私は思う。「こういう映画がけっこう少ない」のは

そのためで、お金を生かしきれてないのも

なんだか哀しいところです。

 

そうだ。パンフレットを見てて、あともう一つ特色として

この映画の登場人物が超いろんな国の人たちで

構成されているっていう点がありましたー。

ようは国際派映画で、ブラジルがロケだったりする点も

そういう部分があらわれてるんだそうな。

詳しくはパンフレットに書いてあるので、

興味のある人はたくさん読むと良いと思う。

(パンフレット600円也)

 

ついでに、

映画に出てくる車も全部紹介されてます。

これはすごくありがたかった。

私はデ・トマソのパンテーラがボンテージ着てるセクシー美女に見えますが

フォードのGT40って、もしかして

初期ルパンが乗ってた車じゃないか??と思ったりしました。

(うるおぼえ)

日本車ではトヨタのスープラとか、日産のスカイライン(箱スカ?)とか

あって興味深い。

スカイラインはダッジ・チャージャーにくらべるとゴルゴ13か執事って感じですが

ダッジ・チャージャーの外観の恐ろしさ(?)たぶん威圧感ていうのは、

アメリカの広大な土地で育てられた強靭な犯罪者のふんいき

=ドミニク

に合ってる・・・?のかもしれません。

 

 

最後に、今回のタイトルで「ヴィン・ディーゼルの~」と書いたのは

 

なんとこの方、

めっちゃ声低い!!!

んでした。眠くなるんだよねーこの声はいい具合に包容力あって。

やー。声低いの重要です。凄い個人的に好きなんです。

だから、「ピッチブラック」と「リディック」の続編が作られるらしいことに

超期待。そしてやっぱり リディックも犯罪者なんですねー。

ダークヒーロー好きなんですよ。

正義で人●してるとかヒーローかっつー話ですよ。

(どうもそのあたりもやりとする)

それなら悪人で●すことに苦悩して人情あるほうがよっぽど人間してるよ。

とにかく苦悩してるのは重要。

 

この二作品はSFなんで、世界観も楽しめます。

一作目が秀作だったので、予算をかけたのが二作目。

一作目は話がこってて、

二作目は

美術さんすごいがんばってるかんじです。

でもアクションはカッコつけないで

さらっとやったほうが、実はカッコいいとおもう。

 

以上!「ワイルドスピードmegaMAX」(次は何MAXになるか楽しみですw)

の感想でしたー。

↓アマゾンでは、リディックとピッチブラック2つ合わせてる

dvdも売ってて私はそれ持ってます。

あと、「トリプルX」もいいですよー。音楽素敵です。