昔の投稿を整理していたらこんな記事を書いていました。
「洋裁教室でストレスを感じます」と言う
ネットの書き込みを見つけた時のことです。
ギクッ――
どんなストレスを感じているのか
恐る恐る読んでみました。
その方は自分で洋裁本を見ながら
独学で服作りを楽しんでいました。
もう少しスキルアップしたいと思ったのか
月2回、2時間の洋裁教室に通い始めたそうです。
そこはかなり本格的な洋裁教室だそうで
製図から始まって
きりび、仮縫い、補正までやりとにかく時間がかかり
やっと本縫いが始まったばかり・・・
辛抱して続けていけば、体型に合った服や裏付きの服も縫えるようになる
という良い面があるのは分かっているけど
家で宿題をやらないと進まないし
子供もいるので思うように時間が取れない。
教室に通い出してから、洋裁が楽しくなくなってきたのですが、
嫌々ながらも続けていたら、
切りじつけや仮縫いなども面倒に思わず慣れてくるのか
結果が出てくるのか？
と言う内容です。
続けるか辞めるか悩んでるみたい。
ふむ・・・
なるほど・・・
選んだ教室のレベルが高過ぎたのですね。
始めから高度な技術を身につけたい
と考えている方向けだと思います。
残念なのは 洋裁が楽しくなくなってきた・・・
と思われた事。
「洋裁」は面倒くさいものです。
生地選び、製図、裁断、しつけ、などなど、などなど
た～～くさんの工程をクリアしてやっと服になります。
そもそも、平面なものを立体にする訳ですから・・・
なんてことを書きはじめたら
いくら時間があっても足りませんので割愛します。
ようは
自分でどの程度まで出来るようになりたいか？
と言う事ではないでしょうか。
洋裁の楽しさは
出来上がった時の達成感✨
自分に合うサイズを作れる✨
自分で着たい好きな服を着れる✨
自分で縫った服を着て出かけられる✨
自分で縫った服を着て出かけたときに褒められる✨
と言うような事です。
１番は『自分で作れた！と言う達成感✨』
ここが、早ければ早いほどいい！
私の教室ではこの部分がとても大事だと思っていて
せめて、2回ぐらいで完成できるように
計画をたてて進めていきます。
ポイントは押さえつつ、工程を簡素化して
「着て出かけられる服」
を作れるようにお教えしています。
上に書いたような教室でより高度なテクニックを求められる方には
ご満足いただけないでしょうが💦
その人に合ったレベルで達成感が得られるような
教室に出会えるといいですね✨
「洋裁が楽しくなくなってきた・・・」
と言っていたこの方がまた
「洋裁は楽しい！」と思ってもらえるようになっていてほしいです。
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