【 STARTへもどる 】 | stella d'argento /silver star

stella d'argento /silver star

銀星は瞬き、遥か彼方をも照らす。



先月の末にパートナーから



ほんとうの話を頷くままに聞いた頃



自分の身に起きている変化に気付きました




うすうすというか少し前から気付いていて



自分で認めたくなかったという言い訳のような



現実から目を背けていたのもありまして



家族はもちろん 一番聞いてほしかった大切な人にさえ



伝えられなかったこと







手の痛みやビリビリした電気のような痺れ



物を掴んだ時の強さと感覚



腕の伸びる範囲の縮小



歩行時の浮遊感と足裏の感覚の無さ



爪の割れ・ヒビの入り方




どれもがひとつの予想に繋がっていて



通院までの日々が死刑台のエレベーターのよう



( 名作と言われるのに未だに観てないけど! )







そして死刑執行




ドクターは今迄にもあったことなので



半年前に止めた骨への投薬など対処について再検討




またがんばりましょう とお言葉を頂いたものの



会計を待つ間に今迄の取り組みを思い返して




ぽかん と放心して会計を待ちました






病院から最寄駅までの道すがら



指の間をすり抜ける風に痛みを感じて



ほろほろと泣きました




振り出しにまた戻ってしまったことになのか



そのことをパートナーに伝えられないことになのか



今この手に痛みがあることになのか



特定できないまま