冷気 | stella d'argento /silver star

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銀星は瞬き、遥か彼方をも照らす。



なんだか疲弊しています




酷く消耗しています




神経が 『 もうちょっと辛いです 』 と




自己申告することもできないくらい






今迄大切にしてきたこと



これから大切にしていきたいこと



それぞれに対する感謝や想いに



途方にくれてしまっていて



最も確かな反応をするはずの心は



液体窒素に浸けられて凍ったまま



引き出した冷凍庫の中




早く閉めてよ というアラーム音も遥か彼方




それが世界との距離




凍りついたその様をぼんやりと眺めながら




握られてばらばらになった花弁を思い出す



これも叩いたら壊れるんだろうか




解凍されたら元のままだろうか




解凍される日は来るんだろうか





そんな取り止めのないことがふわふわと宙を漂う





液体窒素の威力