80年代へタイムスリップ!
前回は、こんなことを言ってました(^^)
⇒思い込みシェフseason1 ⇒思い込みシェフseason2
学校の先生になりたいという夢・・・
その時の私は、まだことの重大さ?に気づくことはなかった。
とにかく応援したいという気持ちでいっぱいだった。
「・・・」
(´∞` )
マユミちゃんは黙りこんでしまった。
少し、こちらをみているような?・・・そんな気もしたが・・・。
「どうしたん?」
「別に」
そう答えるだけだった。
なんだか、一瞬気まずくなったような気がした・・・。
学内はあちこちで盛り上がっていた。
それぞれの催場は色とりどりに趣向がこらしてある。
ゲームひとつであっても、ゲームウォッチやファミコン的なものから、
体感ゲーム、たけし城を小さくしたようなものまで色々ある。
それからは、マユミちゃんと2人であちこちを歩いた。
どんな話をしていいのか分からなかった。
その間、マユミちゃんは、何か言いたそうな感じに思えた。
私は・・・ダメだな・・・。
正直なことを言うと、こうやってあらためて二人でいると、
緊張してしまっている自分がいた。
はっきり言うと、何を喋っていいのか分からないのだ。
たとえ1秒でも、沈黙がとても長く・・・苦しかった。
いったいどうすれば良いのだ!
(><)
マユミちゃんの夢について、もっともっと聞いたり話したりもしたいし、
他の話も、いっぱいいっぱい・・・。
こういうときこそ積極的に!
・・・とはいかなかった。
(><)
なんだか・・・ただ単に時間が過ぎてしまったような・・・。
私は、1号のようなタイプではないため、こういう時はかなりのヘタレであった。
こういう時に1号のような攻撃力があれば・・・と思った。
そんな中、時間も過ぎ、ある程度、学内を回り終えた時・・・
「お~い!」
私を呼ぶ声がする。
ふと見ると、1号とミキちゃんであった。
なんだか、私とマユミちゃんペアよりも楽しそうだ。
「おもしろい!」
ミキちゃんが言う。
何が面白いのか分からなかったが・・・。
「1号さん、楽しい♪」
∑(゚Д゚)
えぇ!?どういうことだ??
「あらら、急接近?」
マユミちゃんが問いかけた。
「そうだ!ミキと付き合うことになった!」
(((゜д゜;)))
な!?どういうことだ?
「あはは(笑) さっきのステージでね」
ε=( ̄。 ̄;A
私は、ホッとした・・・。
でも、たしかに急接近かもしれない・・・とは感じている。
私はミキちゃんに聞いてみた。
「結局、あの後どうなったの?」
「ぷぷ(笑) チーフは悪者(笑)」
「やっぱりそうか」
って当たり前だ!放棄したんだからな。
(^^;
「でも、盛り上がってよかった。ありがとね♪」
「あ、何もしてないけど・・・1号のおかげやな」
「あはは(笑)」
「で、なんだけど♪」
1号が言う。
「ミキちゃんが1日だけ付き合ってくれることになった」
ヽ((◎д◎ ))ゝ
私と、マユミちゃんは顔を見合わせて驚いた!
「まっ、お礼も込めてね。1日だけデートしてあげることにした」
Σ(゚д゚;)
私は驚いた!1号の奴!
本当に、ミキちゃんのハートをつかみかかっているような気がした!
私はどうすればいいのだ!って!?言っても仕方ない・・・。
「チーフも一緒にどう?」
ミキちゃんがそう言うと、すかさず1号が切り込んでくる。
「チーフは悪者だから、最後まで悪者でいなきゃダメだね」
「あはは(笑)」
┐(-。ー;)┌
私はもうどうでもいいやと思い始めた。
そんなたわいもない話をしていると・・・
「じゃあ、私は催場の方へ戻るね」
マユミちゃんがそう言い・・・戻ろうとした。
「じゃあね♪またバイトで♪」
そうやって戻っていく途中・・・
その姿を見ると、なんだか・・私はやり残した感に苛まれる。
私は、後を追いかけた。
「あ、マユミちゃん・・・」
「ん?どうしたの?」
「ごめんな」
「え?なんで謝るの?」
「いや・・・」
なんか、精一杯だった。
「あはは(笑) なんか、ムリしてない?」
「え!?」
「ミキちゃん?気になる?」
「いやいや、そんなんじゃないよ」
「また、バイトでね♪」
「うん」
なんだか、腑に落ちない感じだったが・・・
「マユミちゃん?」
「何?」
「また、ゆっくりとね」
(*^.^*)
マユミちゃんは雰囲気を察してか、ニコっと微笑んだ。
ヾ(*^▽^*)o
そして、私に手を振りながら催場に向かった。
これで良かったのかな・・・。
そう思いながら、1号とミキちゃんの元へ戻った。
「私も催場に戻るね」
ミキちゃんもそう言った。
「じゃあ・・・僕らは・・・」
1号も言う。
「私はマユミちゃんと、さっきひととおり見たから、もういいけど・・・」
「僕も、もういいや」
「なら、帰ろうか」
ゆっくりしようかとも思ったが、今日はこれで帰ることにした。
個人的には十分に楽しんだ。
「じゃあ、またバイトで」
ミキちゃんも、そう言うと催場に戻った。
帰る途中、1号が私に見せてくれたものがある。
「これ見て」
「なんやこれ?」
「ええやろ?」
σ( ̄、 ̄=)
なんか?運転免許証?のようだった。
学内のどこかで手にいれたらしい・・・。
よく見ると、『死ぬまで有効』 とかかいてあるぞ!
\(゜□゜)/
「なめんなよ!」
「は!?」
「なめねこ(笑)や!」
「・・・」
「なめられたら無効ってのもあったわ(笑)」
「しょーもない」
30へつづく