カーボって必要なのかな・・・
自分自身がやってるかやってないか・・・と言えば、
世間一般のマラソンの常識?なら・・・
「やってない」と答えます。
でも、間接的には実行しているのかもしれません。
ある、高校の野球部の話。
これは、数年前に実際に聞いた話です。
カーボローディングとは少し意味が違うかもしれませんが・・・
知り合いの息子さんが、高校の野球部に入りました。
その高校は、兵庫県内では野球の強豪校。
甲子園にも出場し、プロ野球選手も輩出している高校です。
そこの野球部員は、全員寮生活。
練習だけでなく、寮生活ということで、
日常生活、食事の面でも管理されてます。
驚いたのは、その寮の食事なんですが、
毎回、どんぶり3杯の、ごはんを食べなきゃならないこと。
この、「どんぶり3杯」が練習だそうです。
これが苦痛で、辞めていく部員もいるそうです。
これは、体をつくることや、スタミナをつけることとか、
色々な理由からなのだそうですが、
そういうのを総合して、吸収力を高めること、
効率的な練習をすることが狙いだそうです。
『吸収力』
いくら、練習しても、
それを自分自身が取り込めなければ、意味がありません。
練習の成果を出来るだけ、自分の力にするには・・・
この野球部は、大会前になっても、
いつもとかわらない食事をするそうです。
雑誌とか、その道のトップの方とかが、よく言われます。
「3日前ぐらいからカーボするといいですよ」
カーボというのは、あくまでも仕上げ。
仕上げをするには、それまでのプロセスがあってのもの。
プロセスがなく、仕上げだけしてどのくらいの効果が得られるのか?
大切なのは、普段からやっておくこと。
大会前になっても、普段のまま、平常心でのぞむことが大切。
その上で 『仕上げ』 は必要だと・・・。
①普段から、炭水化物を少し多めに取り、10kランをする。
②普段は何もしないで、20kランをする。
吸収力、効率的な練習ということに限れば、
何が正しいかは、人によって考え方は違うでしょうね。
この野球部の話を聞いたときに、色々と考えさせられました。
その後、自分なりのやり方は見つけたつもりです。