この日が旅の最終日・・のはず。だが、前日、ダーリンからは「もう1泊伸びるかも」という弱気な声が聞こえていた。私はできれば家に帰りたい。家のお風呂に入りたいし、家のベッドで伸び伸びと寝たい。
5月3日、この日も快晴
ダーリンも疲れが溜まってきているので、「帰宅すること」を第一目標として「高速で一気に帰ろうよ」ということに。
今回の旅のおともの音楽は、Spotifyの1986年代洋楽ヒット。特にダーリンは1985年、1986年あたりがお気に入り。私が好きな曲を流していても、ダーリンが眠気に襲われるとダーリンリストに切り替え。すぐに寝落ちしそうになるので、ほぼダーリンリストが続くという流れ。小田和正には抵抗を続ける私
高速道路は空いていて、すいすいと進む。このままだと15時過ぎには軽井沢につきそうだというダーリンが「本当にいいの?luluの好きな”鯛茶漬け”にも寄れるよ」と甘い言葉
単なる高速道路での移動に飽きはじめていたので「むふっ。いいの?」ということで、やはり寄り道することに。
向かったのは、以前訪れたことのある山形県鶴岡市「道の駅あつみ」。
ここの食堂「しゃりん」の鯛茶漬けの大ファンなのだ
まず、わさび醤油、ごまだれで鯛の刺身を楽しむ。最後は、出汁を入れてお茶漬けに。身の厚いプリプリした鯛のお刺身がたっぷり入って1200円。なんて太っ腹なんだ。今回で3回目。この美味しさはリピートする価値がある
至福の鯛茶漬けを味わった後は、裏にある海方向へちょっとお散歩。
絶妙な位置の椅子を確保。
ソフトクリームを食べながら、のんびり海を眺める。
ようやくチビのカメラ目線に成功。草を食べている?白羊。
鯛茶漬けと爽やかな日本海を堪能した後は、何度も通っている新潟・寺泊のカフェWindsへ。
テラスはワンコもOK
このテラスには遊具があり子供たちが楽しそうに遊んでいる。しかしキャッキャしている子どもたちの声に反応してモフモフたちが騒ぐので、一番遠い位置で係留してみた。
まずは食事っぽいものをということで、焼きカレーを注文。だんだん日没の時間が近づいてくる。
デザートもいただく。いちごタルトが小さいが、カフェラテが可愛い
カフェを出て、帰途につく。途中、また素晴らしい夕焼けに出会う。
急に焦り始めるダーリン。この旅のマスト事項である「景色のいいところでコーヒーを淹れて飲む」が達成されていない。このために「おままごとセット」を揃えていたが、犬たちもいてワサワサしてそれどころではないので私はスルーしていたが、どうしてもやりたいらしい
コーヒーを入れるにも水がない。沈むゆく夕陽を見ながら急きょ引き返し、コンビニへ駆け込む。ミネラルウォーター1本を買い、適当な場所を探す。
いい場所を見つけ、おままごとセットを取り出すダーリン。買った時のまま、大切に箱に入れたままのグッズが複数あるので、段取り悪し
がんばるダーリン。コーヒードリップ用のペーパーを忘れたことに気づく
夕陽を見ながら、海岸でお湯を沸かす。コーヒーは「フレンチプレスだと思おう」ということで、豆から挽いたコーヒーにお湯をかけ、上澄を飲むことに。でも、この景色のおかげか、意外とおいしかった
ギリギリ日没に間に合いました
夜には軽井沢宅に到着。無事に車中泊3泊4日の旅が終わった。
今回の旅の反省点としては
旅程は余裕を持って組むべし
→ 遠くに行こうと欲張ると、移動がメインになってしまう。もう少しゆったりと、お散歩やアクティビティの時間もとりたいところ
→ ダーリンの眠気対策としても、夕方にはその日に泊まるところに到着し、ゆっくりしないと翌日に支障をきたす
長旅の場合は、ホテル泊も旅程に組み込んだ方がよい。
→ ゆっくりお風呂に入って、ベッドで寝る日も必要。1泊おきが理想
荷物はコンパクトに
→ 寝具を入れると意外に荷物が入らないので、バッグはコンパクトに。余計なものは持っていかない。
次回がいつになるかは全く未定だけど、とりあえず一回やってみたのでよしとしよう。この経験が次回か災害時に生きるかな。
でも軽井沢の家の快適さを改めて感じた旅でした