ランチをいただいたのが岩手県の大槌町。「とにかく海の幸が食べたい」という私のためにダーリン
が選んだ店へ夕食でお邪魔することも考えたが、そうすると無駄に時間が余ってしまう。
次の目的地が定まらないので、北上しつつ、とりあえず道の駅で作戦会議。
こちらは「道の駅たのはた 思惟の風」。新しくて綺麗。ソフトクリームをいただく。ダーリンは眠気との戦い。やはり昨日ほとんど眠れなかったのがつらい。モフモフズも休憩タイム
北上しつつ、ダーリンが眠くて
、また休憩。こちらは「道の駅いわて北三陸」。こちらも新しくて綺麗。なぜ新しいかを考えると複雑だが、ダーリンの眠気覚ましにモンスターを購入。
奥入瀬渓流などにも行きたかったが、今からだと着く頃には暗くなってしまう。青森に星野リゾート系の温泉があることを発見して、そちらを訪ねることにした。星野リゾート青森屋 元湯へ。
外観もレトロだが、内部も昭和の雰囲気。ポスターの通り、トロミのある温泉で気持ちよかった
温泉に入ってさっぱりした後は、夕食タイム。もう疲れたので、温泉から近いところを探す。いつのまにか青森県に入っていて、ここは三沢市。最初にトライした「喜久寿司」さんは満席で入れず、第二候補の「いや川」さんへ。
店に着くと誰もお客さんがいなかったので一瞬ビビるが、勇気を出して入ってみる。
「空自空上げ定食」が有名らしい。
ここへ来るちょっと前のダーリンとの話。「三沢といえば？」で、私は「米軍基地」だったのだが、ダーリンは「航空自衛隊」。えっ？と思い、調べてみると、三沢飛行場は、日本で唯一、アメリカ空軍、航空自衛隊、民間空港の三者が使用する飛行場で、管理はアメリカ軍が行なっているとのこと。知らなかった
そして、全国の航空自衛隊の各基地で提供されている鳥の唐揚げを「空上げ（からあげ）」と呼ぶそうだ。航空自衛隊全体で、より上を目指すという意味が込められているとのこと。旅はいろいろと勉強になるな〜
ダーリンが頼んだオリジナルの「空自空上げ定食」。鶏肉にしっかり下味がついていて、ゴボウと一緒にカリッと揚がっていて、とても美味しい
私は三沢ほっきのわっぱ飯。ほっき貝がたくさん乗っている。ご飯にはひじきなどの具材が入っていて、丁寧に作っているのが伝わってくる。貝殻に入った茶碗蒸しも、ちょっと甘めでやさしい味
お会計は二人で2400円。夜なのに安くてビックリ
美味しくてコスパもよくて大満足
２泊目。ダーリンの当初の計画の地は遠すぎたので、三沢から近い折爪SAで泊まることにする。私のリクエストはトイレがきれいで、コンビニがあるSA。コンビニがあると、万が一、夜トイレに行きたくなった時も安心なので
２日目の夜、気温は３℃まで下がっていた。軽井沢より寒いことはないだろうと思い、あまり重装備していなかったのと、車の暖房が入れられないという誤算があり（ベッド使用時は、運転席＋助手席エリアに荷物を置かざるを得ず、送風口を塞いでしまっていたので・・・）、本当に寒かった。出る直前に荷物が多いからといって、布団を一枚省いたことが心から悔やまれる。夜中にコンビニでダーリンが缶コーヒーを買ってきて、湯たんぽがわりに暖をとる
朝起きて、併設のミニストップでカフェオレとパンなどをつまみ、いざ出発。
岩木山が美しい。
道の駅で岩木山をバックに記念撮影
そして、青森の北、津軽半島へ向かう。
途中、チビが車酔いに
１歳を過ぎて大丈夫かと思いきや、やはりケージに入れると酔いやすいのかな。ということで、以後は基本的に私の膝の上に居座る形に。「チビ」というのは、あくまでもモフ兄と比べた相対的な話であり、もはや１２キロ近くあるので重い
ランチ場所に到着
海の幸「磯や」さん。
私の「海の幸＋海沿いドライブ」のリクエストを受けたダーリンのリサーチでたどり着いたお店。
「うに丼」が食べたかったのだが、５月末の解禁までは提供していないとのこと。代わりに「活イカあるよ
」とのことなので、ヤリイカを注文。
「こちらです」と調理前に持ってきてくれるサービス
。イカさんが、水から出されて「グヒッ」と最後の呼吸をしているのが生々しくて、ごめんなさい〜という気持ちになる
私は「磯や定食」を。ホッケ、ホタテとわかめのバター焼き、サザエ、茶碗蒸しなど。ホッケは脂がのっていて、サザエも新鮮でコリコリ。1700円なり。
ダーリンは、ホタテとわかめのバター焼き定食。900円。
そして、先ほどのヤリイカが、お刺身になって出てきた。まだ足がピクピク動いていたりして
コリコリの部分と、甘みのある部分があって、イカってこんなに美味しかったっけ？と感動しながらいただく
合計で4600円。イカは時価で、値段を聞かずに頼んでしまったが、逆算すると2000円。それだけの価値はあるランチでした
食事後、近所のお土産店に寄った後、さらに北上することになる。