ステラ薫子です。
今日は私が大好きな国のひとつ、エジプトについて、出会いや想いをお話してみたいと思い立ちました。

私がはじめてエジプトを訪れたのは、いまから25年くらい前。
それ以来、9回ほど訪れています。
ここ10年くらいは、さらに頻繁に、2年に1度くらいずつ訪れるようになっています。
私のエジプトへの情熱は、近年加速しているように感じています。

私が一番好きな国はどこかと聞かれたら、ひとつを選ぶのは難しいですが、やはりエジプトと答えるでしょう。
たくさんの神々がいらっしゃる場所。
カイロのピラミッドから始まり、大好きなロータスの花をもった『上エジプト』『下エジプト』のパピルス。
行くたびに色々なお土産を買い、何度も訪れているエジプトが、25年経ってもほとんど変わらないという不思議。それはおそらく、ずっと変わらずにきたということでもあるでしょう。
毎回ツタンカーメンの墓を見に行っても、やはり何度も見に行きたくなってしまう、私の心を惹きつけてやまない、エジプトの神秘の数々。
ファラオ時代の逸話・神話、大好きなハトシェプスト、そしてクフ王のギザのピラミッドの不思議や、ナイル川を渡った最後にあるアスワンのイシス神殿…私はこのイシスが大好きです。



その原点は、20代後半の頃。
友人たちとスピリチュアルのワークショップをやっていた時期があるのですが、そのころは精神世界のことが流行っていて、私たちもチャネリングをしていました。
ダリル・アンカというアメリカ人男性が、チャネリングによって地球外生命体『バシャール』と交信出来るようになったとして、話題になっていたころです。ご存知でしょうか。
その会で、一つの部屋の壁に、ある影が映りました。
これは何だろうと、その形を色々と調べてみたところ、その影は、エジプトの神、トト神の姿だったのです。
トト神は、占星学や英知、知恵を持つ神で、医療の神様とも言われていて、占星術を宇宙から持ってきたのではないかといわれている神。タロットカードでいうと、隠者と女教皇を混ぜたような神。
エジプト神話の中では書記をつとめ、ピラミッドをつくるときにはアドバイスをしたという神話がある、トキの形をした、鼻の長いものです。


それから、占星術を始めて7年目くらいだった私が、未知の世界だったエジプトへ足を運んだ理由のひとつは、デンデラ神殿の天体図をみたかったから。古代エジプトの神殿に最初に書かれた天空図と言われています。
そしてもうひとつは、トト神との出会いが何よりも大きかったといえるでしょう。
そうして初めて訪れて見たピラミッドには、圧倒されました。
30年経ったいまも、誰が何のために作ったのか、そう考え続けています。エジプトとアトランティスとの関り、そしてギザのピラミッドの地下にはアメンティホールというものがあるというトト神が書いたエメラルドタブレットという本、私の興味を惹きつけるものの多くは、エジプトへとつながっているように感じます。
想いは今も変わらず、そしてまた、2019年12月には、9回目のエジプトへと、自然と吸い寄せられるように訪れてしまうのです。
その想いは自然と今後の壮大な計画へと繋がりそうな予感です。
今また、宝永たか子先生とタッグを組み、エジプトの神々のカードを作りたいと、企画を進めています。皆様、ぜひお楽しみに。

2006年にエジプトを訪れたときは、こんなに若かったわたし…

 

それから10年以上たっても、エジプトの遺跡は変わらぬ姿で私を迎えてくれます。


この写真は2019年、最後に訪れたときです。

その最新のエジプト旅行記は、またいずれ。


新年は、エジプト神話にまつわるあれこれについて、私が勉強してきたところを皆様に披露する年にしたいなと考えています。
まずは手始めに、週明けにも、エジプトで最も有名といっても過言ではないシンボル、【アンク】について、お話してみたいと考えています。
こちらもまた、不定期連載としてシリーズでお届け出来たらと思っておりますので、お楽しみに!