ステラ薫子です。
皆様、不安定な日常、いかがお過ごしでしょうか?
私も日々、いかにして毎日を少しでもいい状態で過ごすことができるか?考えながら大切に過ごしています。
【日常】が大きく変化してしまって以来、皆様にも私が考える「運気アップ」の法則を少しずつお伝えしていますが、本日は、また違った視点から、気持ちを明るくするきっかけにもなったら…
そんな想いで、先日突然私が受けた啓示について、お伝えしたいと思います。


目覚める寸前でした。
色々な日本の神様が、私の周りを飛んでいました。
その中を、黄金の船に乗ってやってきて、最後に挨拶されたのが、少彦名命(すくなびこのなのみこと)。
その後ろに、小さな大国主命(おおくにぬしのみこと)がいらっしゃいました。
そこで目を覚ましたら、すべてがふっと消えてしまいました。

 

少彦名命と大国主命といえば、国造りの相棒ともいえるお二人。
日本の神話に、大国主命の国造りの協力者として登場する【海からやってきた小さな神】が、少彦名命です。
このことから、一寸法師の原型ともされています。
様々な技術を伝授した、知恵の神様と言われています。いわゆる、えびす様。商売繁盛が有名ですが、その知恵にあやかって医療健康の神として、開運招福を願い祀られています。

大国主命は、大己貴命(おおなむちのみこと)という別名で表と裏二つの力をもち、少彦名命の知恵を合わせ、国造りを成し遂げたのですが、大国主命は奈良の三輪山に鎮座され、大国主という名前で出雲大社に残っています。しかし、一緒に国造りをなしたはずの少彦名命は、実は出雲大社には祀られていないのです。
なぜでしょう。
最後の最後で仲違いした二人は、たもとを分かち、少彦名命は熊野から常世(とこよ)郷に行ってしまった、とされていますが、この辺りはまた、あらためて語るといたしましょう。
とにかく出雲大社には祀られていない少彦名命ですが、出雲大社で少彦名命が感じられる貴重な場所がこちら、


【ムスビの御神像】

少彦名命が去り、大国主命が絶望の想いで海を眺めていると、浪間から輝く玉が出現したそうです。
少彦名命が届けたともされるその玉は、『わたしはあなたの、幸魂・奇魂(さきみたま・くしみたま)です』といいます。
その啓示をうけ、大国主命はハッと気づきます。それまで自分たちの力だけで頑張って色々と成し遂げてきたつもりでいましたが、その実は、自分の心の中にある大祖神から賜った幸魂・奇魂の神力によって、成すことが出来たのだということを。
そこから、幸魂・奇魂を祀り、祈ることで、国造りを成し遂げることができた、とされています。
幸魂・奇魂の『おかげ』をいただいて、『ムスビの大神』となられた大国主命。それが、「縁」を結ぶ『縁結びの神』といわれるゆえんです。
人は誰もが、心の中に幸魂・奇魂をもっています。その「おかげ」に気付き、大神からいただいた「いのち」に感謝して過ごすことが大切だという気持ちのあらわれが、出雲大社で唱えられることばにあります。

 

さきみたま くしみたま
まもりたまひ さきはへたまへ

 

心にとめておきたい言葉です。
ちなみに、さきほど写真でご紹介した御神像と同じポーズをして御本殿の方を向くと、お力を授かることができるそうです。


しかし、出雲大社でも叶わない、大国主命と少彦名命に同時にお参り出来る場所があります。
それが、東京【神田明神】。

私が毎月お参りしている場所ですが、仕事で重要な局面があるといつも、こちらで力を授かってきました。


そして神田明神でぜひ訪れて頂きたいパワースポットが、このブルーがきれいな少彦名命、小さな一寸法師がいらっしゃる場所。

 

世界経済を揺るがす、この新型コロナウイルスによる混乱を解決してくれるのは、一体何なのか…そう思いながら床に就いたからでしょうか。
やはりこの知恵の神様、少彦名命なのだと、朝目が覚める直前に見た神々の姿が気付かせてくれました。
神田明神を訪れたときも、忘れずに来て欲しい、そういわれているような気もします。

 

東京も緊急事態宣言が出され、なかなかお参りも行けませんが、今回のこの写真を皆様と共有し、少彦名命のお力をお借りしたいと思います。
皆様もぜひ、お祈りください。