ステラ薫子です。
暑い日々が続いていますね。


猛暑の中、がんばっていた私ですが、ついに先週の木曜、体調を崩してしまいました。金曜日ににんにく注射を打って仕事を早く片付け、土曜に韓国に出かけるという強行軍で三連休がスタートしました。

 

私はミッドポイント占星術という占法を使います。
これは非常にパーソナルな占いで、その人の人生に訪れる運勢の流れを読み解いていく占いです。

恋愛の運勢、出世の運勢、失恋の運勢・・・人生の訪れるあらゆるステージを見ていくのです。
私は自分の運勢を把握しており、個人のダイアリーにこの日はこういう運勢と自分で書いています。体調を崩した木曜日、どうも今日はおかしいとダイアリーをめくると病気の運勢が入っていました。


ここのところ忙しくてダイアリーを見返していなかったので無理をしていけないときにがんばり過ぎてしまったようです。

幸い翌日はパワーが漲る運勢だったので、この日に安静にして韓国に向かったのです。

 

私がどうしても韓国に行きたかった理由があります。それは観音様に呼ばれる夢を数回見たからです。

その観音様は洛山寺(ナクサンサ)にある韓国でもかなり有名な最大級の観音様。


1300年の歴史があり、新羅時代の高僧、義湘(ウィサン)大師が創建されています。この方は唐で学び、韓国の主な寺院を作られた方です。同じく唐で学んだ空海の関する仏教遺跡に私はよく訪れます。不思議な縁ですね。

 

私が初めてこの大きな観音様を目にしたのは韓国に2回目に訪れたとき。そのとき、観音様が私に話しかけてくださった気がして、この観音様が大好きになり、もう一度行きたいと思っていました。しかし、山火事が続いて起こり、洛山寺に行く飛行機もなくなってしまいました。

仕方なく家にこの観音様像を飾り、毎日ご挨拶していました。

 

そして10年以上ぶりに訪れた洛山寺で、よく来たね、と観音様が優しくおっしゃってくれたような気がしました。

私は占いを生業にしています。
占いはあてるものではなく、起こる運命に対しアドバイスを与えるもの。
ですから、いつどこでこんな天災が起こるから気をつけなさい、と言うことはできないのです。


2週間前にニュースで目にした大変な災害。
自分をとても無力に感じました。

 

私には祈ることしかできません。
観音様の前で願いました。
日本で復興にがんばるすべての人に運が味方してくれますように。

 

私はときおり、夢でなにか偉大なものからメッセージを受け、言われた通りに行動を起こします。動いているうちに、その意味がわかってくるのです。
こうして韓国に呼ばれたのは、今、困っている人のために、私ができることをしなさいというメッセージだったのではないかと思っています。

 

ソウルと洛山寺の往復は信頼する友人が運転してくれました。
行きは3時間、帰りは4時間半の大移動。
大変な長距離運転を引き受けてくれた友人に感謝しています。

帰りがけに見た海がとても美しかったのが印象的でした。

 

被災した土地にも早く美しい風景が戻りますように。