ステラ薫子です。

引き続き、ミャンマーの旅についてのお話しです。

 


 

5月6日、4時30分にモーニングコールをセットして起き、ミャンマーの旅3日目がスタートしました。
ホテルのロビーに集合して、前日にサンセットを観たシュエサンドー・パゴダに朝陽を見に向かいます。

5時半に見た朝陽は、とてもパワフルだった!

 


 

今日も元気に動きまわれそうです。
一度朝食を取りにホテルに戻り、8時にティリピセヤ・サンクチュアリ・リゾートをチェックアウトし、バガン観光に向かいました。

まず訪れたのは、バガンの市場です。
並んでいる果物や野菜が、ミニチュアのように小さいことに、驚きました!
また、気温が40度近くになる市場で、颯爽と働く女性たちにも驚かされました。
女性たちは、頬にミャンマーの伝統化粧の「タナカ」を塗り、日焼け止めをしています。

 


 

「タナカ」は、柑橘系の木の皮を水とともにすずり状の石板ですりつぶしたもので、日焼け止め効果に加えて、美肌効果もあるそうです。

市場では、青い漆塗りのトレーを購入しました。
バガンはミャンマーの漆工芸品の一大生産拠点で、それらは繊細でカラフルな模様が施されているのが特徴です。

 


 

次に訪れたのが、アーナンダ寺院です。
バガン寺院建築の最高傑作とも評される素晴らしい寺院で、「アーナンダ」とは、「ブッダの教えは永遠である」という意味です。

 


 

本堂には「過去4仏」と呼ばれる、素晴らしい4体の仏像が東西南北に置かれています。
北から「カクサンダ」、南は「カッサパ」、東は「コーナガマナ」、西は「ゴータマ」と呼ばれています。
北と南の仏像はオリジナルで、その素晴らしさから、バカン美術の至宝とされています。
残念ながら、北の仏像は工事中で観ることが出来ませんでしたが、南の仏像は観覧可能。
仏像の強いパワーを、しっかり受け止めました。




続いて訪れたのが、王都バガンのメインゲートであるタラバー門です。
バガン都城の城壁の中で唯一現存しているもので、重厚なレンガ造りの、スタッコー(化粧しっくい)装飾が、当時の華やかさを今に伝えています。
城門外側の左右には、町の守護神である兄弟のナッツ神が祭られています。
ピンクの袈裟を身にまとった「ティラーシン」と呼ばれる、女性の見習僧にも出会いました。

 



 

続いて、3000を超えるパゴダが点在している中で、オールドバガンに位置するスラマニ寺院を訪れました。
この寺院は、王がこの地でルビーを発見したことに感謝し、捧げられた寺院で、スラマニとは、「無上の宝石」を意味します。
その名の通り、とても美しいパコダ(寺院)です。

回廊に施されたフレスコ画は、12世紀から18世紀の人々の生活を詳細に描いていて、その素晴らしさは必見です!

 


 

 

入口の仏像が無くなっている所がありましたので、私たちが狛犬のようにそこに座って写真を撮ってみました。いかがでしょうか?

 



バガンで素晴らしいガイドをしてくれたミンミンさんとドライバーさんとも、こちらでお別れをしました。次回も、是非お願いしたい方たちです。

バガンの地の魅力を十分堪能した、素晴らしい一日でした。

旅は、まだ続きます。