こんにちは。ステラ薫子です。
5月に入り、新緑がまぶしい季節となりましたね。



 

先日、私のお気に入りのホテル「ラヴィスタ富士河口湖」((私のセレクトショップがございます)http://www.hotespa.net/hotels/kawaguchiko/に出掛ける用があり、その帰路で偶然出会った「河口浅間神社(かわぐちあさまじんじゃ)」をご紹介いたします。

 


この神社は、約1150年前、富士山が歴史的な大噴火を起こした際に、富士山の山霊を鎮めるため、木花開耶姫命(このはなのさくやひめのみこと(木花之佐久夜毘売命))(別称:浅間大神(あさまのおおかみ))を御祭神としてお祀りしたことに起源を持ち、富士山世界遺産構成資産に登録されています(平成25年6月登録)。


まず、朱塗りの大きな鳥居(写真)を潜ると、その奥の本殿に続く参道には樹齢約800年の杉並木が続き、空気も神聖なものに変わります。

 


 

手水舎で口と手を清めて穢れを祓い、奥に進むと「連理の楓」があります。連理とは、別々の木が重なって一つになるという意味で、男性は右回り、女性は左回りで一周して祈願すると良縁が約束されるというものですので、是非お参りしてみてください。

 


 

さらに奥に進むと、いずれも樹齢1200年を数える「天然記念物河口浅間神社の七本杉」(写真)が迎えてくれます。

 

 

その中でも縁結び・恋愛祈願をされる方にお勧めしたいのが、「父母(かいずろ)」の名で呼ばれる二本の杉(二本で一つの名)です。縁結びの二本杉として知られていまして、男性が右の、女性が左の杉を外側から回って二本の杉の間を通ってから参拝すると、その縁結び・恋愛祈願が成就するとされていますので、是非探してみてください。


また、河口浅間神社では、ご自分が祈願したいことのご利益効果の護符(お守り)を選んでお守り袋に納めていただくことができます。恋愛祈願にお勧めなのは、「男女和合符」です。

 


 

様々な祈りが込められた、多くの額が並ぶ拝殿を潜り、荘厳な狛犬たちが護る本殿に参拝しますと、壮大な自然や歴史に包まれ、日頃の疲れが癒されていくのを感じ、時間の許す限りそこに佇んでいたい気持ちになりました。

 

 


御祭神の木花開耶姫命は、瓊々杵尊(ににぎのみこと)の皇后で、火照命(ほでりのみこと。海幸彦)、火闌降命(ほすせりのみこと)、彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)三柱の母で、家庭円満・安産・子安・水徳の神とされています。
タロットで言えば「カップのクイーン」、純粋で奉仕の精神に溢れた母親です。

今回の参拝も、きっと愛に溢れた木花開耶姫命のお導きであったのだろうと感じる出会いでした。

皆さんも、河口湖のお近くにお出掛けの際には、河口浅間神社に是非お立ち寄りいただくことをお勧めします。